ぎっくり腰

投稿日: カテゴリー: 症状

腰痛をお持ちの方は一度はぎっくり腰を経験したことがあるのではないですか?
ふとした動作で急にビキッとくるので、西洋では「魔女の一撃」とも呼ばれています。

ぎっくり腰の痛みを治していくのは実はそんなに難しいことではありません。
ただ、もっと大切なのはぎっくり腰にならない身体づくりをしていく必要があるということです。
ぎっくり腰になってしまうという人は、やはり体の状態が悪いのです。

 

 

ぎっくり腰の原因は、、、

実はぎっくり腰の痛みの原因やメカニズムは科学的に明確に解明されていません。
よく言われているのは腰の骨の捻挫ですね。よく足をくじいた時に腫れて痛むような感じが腰にも起こっているということです。
つまり、腰椎同士をつないでいる靱帯の部分的な損傷と捉えることもできます。

 

痛む感じがズキッ、ズキッと脈打つような感じの場合、そこにある血管も損傷を受けています。

 

 

 

ぎっくり腰をしてしまったら

ぎっくり腰をやりたての時はマッサージや低周波は避けましょう。傷ついた組織を余計に損傷させてしまう恐れがあるからです。
ぎっくり腰は身体の中の腰の周りの組織が傷ついている状態です。
もし、あなたが転んで膝を擦りむいて傷が出来たとします。
その傷口に電気を当てたり、マッサージしたりしますか?
ぎっくり腰をしたときに無理なマッサージをしてしまったら、それは傷口をマッサージしてしまっていると思ってください。

 

 

ぞっとしますね。

 

 

それから温めるのもやめてください。だって、傷口をあたためますか?
むしろ、炎症が起きているので冷やしておいたほうが賢明です。

冷やす冷やさないは現在色々と論文が出ており、賛否両論があるので、どちらでも良いです。
ただ、個人的には冷やさなくても良いと考えています。
冷やすということは炎症を抑える役割がありますが、周りの組織や血管も収縮させてしまいます。
むしろ、しっかりと炎症させる時期にはさせておいて、循環を冷やすことによって阻害しないほうが良いと思います。

 

驚いたことにぎっくり腰はマッサージや低周波を受けても受けなくても、安静にしているのと治る期間は同じなんです。残念ですが、繰り返しマッサージを受けている方はぎっくり腰の頻度が増えてしまいます。それは筋肉や靭帯などの繊維を繰り返し圧迫して傷つけてしまっているからですね。

 

 

 

 

ぎっくり腰の痛みを早く引かせるためには

ぎっくり腰を起こしてしまっている方は骨盤の捻じれが必ず存在しています。
それから痛みのショックで呼吸が浅くなり、身体の中の圧(腹圧、頭蓋内圧)が高まってしまいます。
そうすると身体の循環が悪くなり、回復まで時間がかかってしまいます。

当院では、まず身体の中で高まった圧を抜くことをします。これだけでも大分呼吸が楽になります。
その後骨盤を水平にします。
これで痛みが引くのが格段に速くなります。

 

 

ぎっくり腰をして、立った時に痛くて腰が曲がったままの人は


ぎっくり腰をした方で、腰が曲がったまま来院される方もいます。
痛くて腰が起こせず、見てて本当に辛そうです。
そして、後ろの腰回りの筋肉がパンパンに張っています。

 

こういった状態の人は神経の反射の異常が起きています。
神経の反射の異常とは、脳が腰が曲がったまま状態を正常だと思い込んでしまうため、
そこから起こせなくなってしまうんです。

 
腰が痛くて、立った時に身体を起こせないような方は、
オステオパシーの施術によって速やかにこの神経の反射の異常を解消する必要があります。
早く回復したい方は決して腰回りをマッサージしないでくださいね。

 

 

ぎっくり腰の痛みが引いてからが大事

最初に書いたようにぎっくり腰をしてしまうということは身体の状態が悪いということです。
だから、痛みが引いてからのケアがとても大切になります。
痛みが引いてからしっかりと腰椎や背骨、胸郭など腰に悪い影響を与える部分の歪みや捻じれを解消していくことが大切です。
今のままでは腰に負担をかけやすい身体の状況というのは変わってないですからね。
さらに歪みや捻じれは放っておくと、骨の変形を招きより深刻な病気に発展しかねません。

ぎっくり腰を繰り返してしまっている方は、これを機にしっかりと身体を良い状態にしていきましょう!