猫背を治す方法  東京都府中市

投稿日: カテゴリー: 症状

「猫背って分かっているけど、、、」
「猫背の方が楽なんだもん」
「まぁ、でも肩は常に凝っている」
「首もつらい」
「腰はずっと重く痛い」
「猫背はバンドをしなきゃ治らない」

 

 

猫背って分かりつつも、なかなか猫背を自分で直せない方って多いです。
私も小さいときは猫背だったのでその気持ちはよく分ります。

 

 

 

ただ、今の私は猫背の方を見ると、あんな姿勢をしてて逆に辛いぞと思ってしまいます。
猫背にしていると肩こり首コリをはじめ腰痛の原因にもなります。

 

 

 

猫背はバンドをしなければ治らないなんて意見もあるようですが、
猫背を治すのにバンドなんて必要ありません。
(後で書きますがバンドは筋力を落とすだけで逆効果です。なんの解決にもなりません。)

 

 

理学療法士である私が猫背の改善に必要なことや対処法について解説していきます。

 

 

 

 

目次
猫背ってどんな状態?
猫背の原因
猫背のデメリット
猫背と自律神経
間違った猫背の対処法
オステオパシーで考える猫背の治し方
まとめ

 

 

 

 

 

 

猫背ってどんな状態?

猫背には骨盤型や首型、背中型など色々タイプがあるみたいですが、
主に下のような姿勢をしていることを言います。

背中が丸まり、
顎は前に出て
肩は前に丸まり、
お腹は出てしまっている、、、

 

猫背は前後の重心のバランスが崩れることで起きます。
いい姿勢を保つためには腹筋と背筋のバランスがとれている必要があります。
しかし猫背の方は筋力が効率よく発揮できる状態ではないため、良い姿勢を保てないのです。
筋力がうまく発揮できないため、疲れやすいということも特徴的です。

 

 

 

 

 

猫背の原因


猫背の原因は様々です。
パソコン作業、デスクワーク、読書、勉強、料理、裁縫、手芸、などなど
主に長時間の丸まった姿勢は猫背になる原因だと言えます。

悪い姿勢を続けることで、
背骨が丸まり、伸びづらくなってしまったり、
お腹が縮まって固くなってしまうなど、
猫背の歪みが常態化されてしまうのです。

 

 

 

 

猫背のデメリット


まずは「見た目が悪い」です。
写真を撮っても、服を着ても見栄えが悪くなってしまいます。

さらに見た目だけでなく身体にとって様々な弊害が出ます。

 

ポッコリしたお腹
肩こりや首こりの原因
呼吸が浅く、早くなりやすい(交感神経過剰)
四十肩、五十肩の原因
ストレートネックの原因
腕の痺れや手の冷えの原因
スタイルの崩れの原因
肩や腰を痛めやすい
便秘や消化不良の原因
むくみやすい
うつ傾向
運動パフォーマンスの低下などなど、、、

 

多くの方が悩んでいる「肩こり・首こり」。人の頭の重さはボーリングのボールと同様に5~7Kgくらいあります。
猫背は、この重たい頭が前へ移動することで、首に大きな負担がかかってしまいます。
首こりや肩こりを引き起こしやすく、酷くなると頭痛や吐き気なども引き起こしやすくなります。

 

 

 

 

 

 

猫背と自律神経

さらに猫背は自律神経系にも影響を与えます。
自律神経の交感神経系は主に胸腰椎を中心に走っています。

【関連記事】めまい、耳鳴り、頭痛、しびれ  自律神経失調症でお悩みの方へ

 

 

猫背だと胸腰椎(特に胸椎)のカーブがどうしても強くなってしまいます。
その結果、肺や心臓、横隔膜など様々な胸部の臓器に交感神経を介して影響を与えてしまうことになります。
さらに猫背になると腹部内臓を圧迫してしまいます。
便秘や消化不良を起こしやすくなってしまいます。
腹部がつぶれた状態になってしまうので呼吸も浅くなり、
血液やリンパの循環も悪くなってしまいます。

 

体液循環が悪くなるということは、痛みや不調などの回復がどんどん遅くなってしまうということです。

 

猫背と言えど侮るなかれ、多くの病気の元をはらんでいることを忘れないでください。

 

 

 

 

 

間違った猫背の対処法


では一般的に多く言われているけれども、その実効果がなく、身体に不利益を与えてしまう間違った猫背の処置についてです。
これらをやっていてはいつまで経っても猫背は解消されません。

 

姿勢矯正ベルトや猫背用のバンド
スポーツ選手やスタイルのいいモデルさんが着用していて宣伝されているモノですね。
もし自分の猫背を本気で何とかしたい!という方は、
猫背を治すのを目的としてベルトやバンドを着用するのは絶対やめましょう。

 

姿勢を固定したり矯正するためのコルセットの着用をする場面は極めて限られています。
骨折をした方やもしくは側弯症の方などがそれに当てはまります。

 

しかし、そんな装具や固定するためのコルセットも長時間の着用は推奨されていません。
なぜなら、姿勢を刺させるための筋力が落ちてしまうからです。
(骨折の場合は骨が癒合するまでは着用している必要があります。)

 

長期間の固定は筋力を落とすだけで、尚更自身で姿勢を保持することが困難になってきます。
自分で姿勢を保持するのが大変だから、また固定するためのバンドやベルトに頼るという悪循環に陥ります。

 

姿勢矯正ベルトやバンドも同様のことが言えます。
こんなものに頼っているようではいつまで経っても猫背は解消されません。

 

 

 

背中の強揉み、指圧

猫背の方は背中や肩・首が凝るので、よくマッサージに行っては強く揉んでもらっているのではないでしょうか?
それも猫背を改善したいなら絶対にやってはいけないことです。

 

詳しくは以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】押しても伸ばしても治らない背中の痛み・コリ

 

要約すると、背中(背骨や肋骨)は自律神経が通っている場所でもあるので、過剰な刺激は身体を防御させ、固くさせ、感覚も鈍らせます。
内臓の働きさえも悪くしてしまいます。

 

 

 

オステオパシーで考える猫背の治し方

猫背が常態化してしまっている人は、
その状態から脱却する必要があります。

 

 

縮んでしまった腹部の筋肉、
丸まってしまっている胸椎、
動きが悪くなってしまっている肋骨、横隔膜、
骨盤の歪み
頸椎の歪み・捻じれ
前鋸筋、肩甲挙筋、斜角筋、肩甲舌骨筋をはじめとした肩・首周囲の主要な筋肉、

 

前後の重心のバランスを崩してしまっている身体の制限を解消させて、バランスを回復させていきます。
そうすることで自然と良い姿勢がとれるようになってきます。


(写真は丸まっている腰椎や腹部の緊張を解除しているところです。)

 

良好な重心のバランスが回復してくると、姿勢を保つ筋力も効率よく発揮できるため、今までとは違って楽にきれいな姿勢が保てることに気付くことが出来るでしょう。

そうなってくると、普段の生活での姿勢も気を使える余裕が出てきます。
そのきれいな姿勢はあなたのものになっているということです!

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?
猫背を解消させることは難しくありません。
難しいのは長年猫背を続けて丸まり続け、
骨も丸まったように変形してきて、色々な症状が出てきてしまってから、
身体を治療しようと思っても、とても時間と労力がかかってしまうということです。

猫背から脱却して普段から良い姿勢を取れるように心がけられるようになれば、
多くの病気や痛みなどの予防になります。

「猫背はバンドしなきゃ治らない」
「猫背は治せない」

と思っている方はいつまで経っても治りません。
しかし、なんとかこの機会に猫背を抜け出して首コリや腰痛からサヨナラしたいという方は
1人で悩まずご相談ください。