2016年 8月 の投稿一覧

息、してますか?②

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しっかり深く息を吸ってますか?

 

呼吸の大切さについて少しずつ説明していきます。今回は呼吸と自律神経の関わりについてです。

前回書いたように浅く不規則な呼吸の方はお腹も固くなり、胸郭や横隔膜の動きが悪くなっています。その時に自律神経は交感神経が優位になってしまっています。身体が常に臨戦態勢に入っている状態ですね。血管は細くなり、内臓の動きも制限されて、いつでも戦えるような感じです。

 

本人にそんな意識はなくても、仕事でのストレスや周りの環境のストレス、また自分の精神状態でも人は簡単に臨戦状態になってしまいます。もし、その状態が長く続いてしまったら、、、。

 

少し想像してみても身体に良くないと感じるのではないでしょうか?

 

自律神経は残念ながら自分自身でコントロール出来るものではありません。(1日に何時間も瞑想に費やしたり、ヨガの達人だったら別ですが)しかし、我々でも意識的に自律神経に対してアプローチすることが出来ます。それが呼吸です。

 

たとえ交感神経優位で臨戦状態に入っていたとしても、呼吸は意識して変えらます。それが呼吸の素晴らしいところです。もし、あなたが今浅く不規則な呼吸をしていて気持ちも逆立っているようであれば、意識して深呼吸してみてください。交感神経と副交感神経のバランスが取れてきて、気持ちと身体が落ち着くことが感じ取れるのではないでしょうか。

 

 

息、してますか?

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肩周りがゴリゴリ、お腹もカチカチに固まってしまっているあなたへ。

 

ちゃんと、息、してますか?

 

呼吸は大事ですよ。深呼吸、深呼吸。

 

 

 

腰痛、肩こり、だるさ、しびれ、など身体に症状が出ている人の大半が呼吸が浅くなっています。お腹も固くなっています。最近そういう新患さんが多いので、呼吸の重要性について何回かに分けて書きたいと思います。

 

まずは試しに深く長い呼吸をしてみてください。

 

空気をいっぱい取り入れようとすると、自然と身体が伸びてきて背筋が良くなるのが分かると思います。逆に丸まったり、曲がった姿勢だと空気が入りずらいのも気づけるのではないでしょうか。背筋が伸びた姿勢の方が、胸郭が持ち上がりやすく横隔膜も働きやすくなります。呼吸は身体の体液循環にとても関わっています。

 

「人は呼吸した通りの人になる」

これはフルフォード博士の言葉です。確かに浅く不規則な呼吸をしている人は落ち着きがなく、イライラしていたり、常に何かに追われているような印象があります。逆に呼吸が深い人は穏やかで優しい印象です。

浅く不規則な呼吸の方でも施術をしている内に自然と深い呼吸に切り替わって、身体の状態も落ち着いていくのを観察しているのがとても楽しい今日この頃です。

 

整形外科的手術は本当に、本当に最後の手段③

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さて、では「整形外科的手術を勧められた人はどうしたらいいのか?」についてです。  先天的な病気(例えば側弯症や骨の代謝の病気など)や大きな怪我(事故による骨折など)がないことが前提での意見です。

 

後天的な要因で脊柱管狭窄症や、ヘルニア、分離症などを生じてしまい、手術を勧められている人に対してです。

 

①まず、自分の身体に対して反省することです。そんな身体の状態になってしまった原因の多くはあなた自身の日常生活における不良姿勢の積み重ねにあります。そういう風に大切な身体をずっと使ってしまっていたということに気付き、自分の身体を見つめることが第一歩になります。

 

②医師の見解も様々です。前回の投稿のように安易に手術を促す医師もいれば、良心的な医師も少なくありません。なので、セカンドオピニオンは当たり前と思って下さい。最低でもサードオピニオンくらいは聞いた方がいいでしょう。あなたの大切な身体なのですから。もしそれで、医師間で意見の違いが出たらあなたはどう考えますか?

 

③代替医療の可能性。もしあなたが自分の身体の力を信じて治していきたいと思うのであれば、私たちオステオパスを頼ってください。手を用いて身体を良い状態に調整することで全身の体液循環が良くなれば自然と身体が回復してきます。そのための私たちです。

 

残念ながら、もちろん全ての人が良くなるなんて言えません。重症化しているのであれば、それだけ回復にも時間がかかります。僕自身の技量もまだまだ勉強中の身です。でも、そんな中でも今まで関わってきた患者さんの中には目を見張るほどの回復をされた方がいるのも事実です。まずは自分の身体の力を信じることから始めませんか?手術はその後からでも遅くはありません。

 

 

 

 

整形外科的手術は本当に、本当に最後の手段②

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前回の投稿の続きです。これは患者さんから聞いた話です。

ある整形外科クリニックが新規オープンしました。そのクリニックは「ゴッドハンド」と呼ばれる外科医がいるそうで特に腰の手術を得意としているという情報が出回りました。狭窄症やヘルニアなど腰に悩みを持つ患者さんが多く来院されたそうです。そして、不必要な方もいたはずなのに、多くの方が腰にボルトを入れられたり、背骨の一部を切除される手術がされました。その結果どうなったか。手術後の後遺症に悩まされる患者さんが後を断たなくなってしまったのです。そのクリニックは早々に閉鎖し、その尻拭いは他の病院に委ねられることになりました。聞くところによるとそのゴッドハンドを謳う外科医はまだ50代にも関わらずお亡くなりになられたそうです。

 

この話を伺ったとき、本当にそんなことがあるのかとぞっとしました。と同時に因果応報だなとも感じてしまいました。

 

世の中には自称「ゴッドハンド」を名乗る人間が多すぎるような気がします。それはただのビジネスであり、そこに食いつく人たちをターゲットにした金儲けに過ぎません。ただ今回の話の場合、多くの患者さんに後遺症を残してしまったという大きな罪があります。それが巡り巡って自身に還ってきたのでしょう。

 

というわけで自称「ゴッドハンド」に注意しましょう。本当にすごい人はそんな表現使いません。僕ですらたまに患者さんから「先生の手はゴッドハンドですね!」なんて言われますけど、そんなんじゃありませんから~。話の主旨が逸れてしまいましたね。次回は「じゃあ手術を勧められてしまった人はどうしたらいいのか」について書きたいと思います。

整形外科的手術は本当に、本当に最後の手段①

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最近、友人が医師に勧められるままに腰のヘルニアの手術をしてしまったと事後報告を聞き、ショックを受けています。まだ若いのに、、、

 

 

患者さんからもよく相談されます。「主人が狭窄症で手術しなきゃ治らないと言われている」「妻がヘルニアと診断されて手術を勧められているのですが」などなど。

 

背骨をボルトで固定したり、削ったりする手術は、身体のバランスを崩す大きな要因になります。身体には呼吸とともに本来一定のリズムで動いているシステムがあります。それをオステオパシーではPRM(一次呼吸)と呼んでいます。手術で良くないのは、この一定のリズムで動いているシステムが著しく阻害してしまうことにあります。その動きが身体の治癒や回復にとても重要な要素であるにも関わらず。

 

手術後、一時的に症状は緩和されるかもしれません。でも一度手術をしてしまうとその後に出てきてしまった後遺症に関しては回復させるのがとても困難になってしまいます。身体が本来持っているシステムが損なわれてしまうからですね。

 

医師は簡単に手術を勧めます。その方が実績になるし、お金になるからです。(なかにはそうではない医師もたまに見かけますが) 患者さんから聞いた医師の話はとてもひどい内容でした。長くなりそうなので、また次回に書きます。