整体やマッサージ、カイロプラクティックと何が違うのか?

日本ではまだまだオステオパシーは認知されていません。
オステオパシーと聞いても何なのかが分からない方が大半だと思います。
私もその存在を知るまでは名前すら聞いたことがなかったですから、当然のことです。

そこで、オステオパシーは他の整体やマッサージ、カイロプラクティックなどと何が違うのか。
また、なぜ理学療法士の私が数ある手技療法の中でオステオパシーを学んでいるのか?

このことを分かりやすく伝えていきたいと思います。
ぜひあなたの健康のために、整体や治療院選びの参考にしてください。

 

 

 

 

目次

オステオパシーと他の整体、マッサージ、カイロプラクティックとの違い
日本でのオステオパシーの教育課程
理学療法士である私がなぜオステオパシーを学んでいるのか?
まとめ

 

 

 

 

 

オステオパシーと他の整体、マッサージ、カイロプラクティックとの違い

当院には痛みや痺れだけでなく、胃腸の不調や自律神経失調症など様々な症状で来院される方がいます。

その方々は病院を受診しても良い結果が得られず、

カイロプラクティック、他の整体や骨盤矯正にも通ったが、良くならなかったという方もいます。

 

 

首の骨(頸椎)や腰の骨(腰椎)を何度もボキボキされている方、
揉みほぐしとして強すぎる圧をかけれてしまっていて、感覚がマヒしている方、
骨盤だけを弄られて、肝心な身体の悪い部分が解消されていない方、

 

 

そんな方が多いです。

 

 

何度も背骨をボキボキされている方は関節が非常に緩くなってしまっています。
強い圧をかけられることに慣れてしまっている方は、感覚がマヒし自律神経の働きが鈍くなります。
骨盤だけ矯正を受けている方は身体全体のバランスが崩れてしまっています。

 

 

 

背骨をボキボキする人たちは背骨しか見ていません。

 

しかし、背骨に関わる組織はたくさんあります。

背骨を支えるための靭帯、背骨の中を通る脊髄神経、自律神経、
そして神経の反射作用、

背部の筋膜、リンパや血管組織、

頭蓋骨や肩から背中につく僧帽筋や最長筋、板状筋、

深層にある回旋筋や棘筋など多くの細かな筋肉、

背骨に付随している肋骨、

 

 

 

これらの多くの組織にある問題が取り除かれていません。

そのため、関節、筋筋膜、神経系、靭帯などの各組織のバランスが崩れてしまいます。

 

 

このような状態では身体は回復するどころか、かえって痛みやしびれなどの症状を増悪させてしまうケースもあります。

 

オステオパシーは他の整体やカイロプラクティック、骨盤矯正のように偏った一つの組織だけに重点を置きません。

そこに存在する全ての組織の状態を確認して原因を探していきます。

 

ですから、問題のある部分を正確に見つけることができるのです。
(正確に言うと、見つけるというよりは身体に導いてもらうという表現が正しいかもしれません。)

 

 

 

 

 

日本でのオステオパシーの教育課程

オステオパシーはアメリカが発祥です。

オステオパシーが発表されたのは1874年になります。

 

 

140年以上の歴史があることが分かります。ちなみにカイロプラクティックが発表されたのは1895年です。

 

 

アメリカではD.O.(ドクター・オブ・オステオパス)として、医者として認定されています。
西洋医学医師(M.D.)と同等に「診断・外科手術・処方・投薬」等の全ての「医療行為」が認められており、
WHO(世界保健機関)でも代替医療として正式に認められています。

 

 

 

 

では、日本だとオステオパシーはどうなっているのでしょうか?

 

残念ながら、日本ではオステオパシーが国によって認可されていません。

なので整体やカイロプラクティック同様に無資格の無届医業類似行為であることに変わりません。

日本でオステオパシーの施術は無資格者でも行えます。
しかし、当院は日本の国家資格である理学療法士が施術を担当するため、ご安心ください。

 

 

日本でオステオパシーを学ぶためには、

海外のD.O.を招いて、勉強している多くの団体や協会があり、そこに属して学んでいく必要があります。

 

もちろん解剖学や生理学など最低限の知識がないと話についていけないため、

日本の医療に関わる国家資格(医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)を持っていることが条件になっている団体が多いです。

それ以外でも無資格の方でも学べるオステオパシーの学校(3年制)もあります。

 

どの団体も継続して学べる環境が整っており、

日本では認可されていないオステオパシーも、学べる窓口が開かれてきていて、学ぶ方も増えてきています。
それは詳細な解剖学や生理学に裏打ちされたオステオパシーの施術に有効性を感じ取る方が増えてきているからだと言えます。

 

日本ではなぜかカイロプラクティックはそれなりに普及しています。

アメリカの学校を卒業したというカイロプラクターの方もさほど珍しくなくなってきました。

 

しかし日本にアメリカのオステオパシー医科大学を卒業したオステオパスは現在一人しかいません。(私の恩師の一人である森田博也D.O.です)

それはアメリカではカイロプラクターになるのに比べて、オステオパスになるのが格段に難しいからです。

 

私は4年生の理学療法士になるための専門学校に通い、その後病院に勤めながら2年間オステオパシーの学校で森田博也D.O.や多くのベテランの先生から学びました。
その後もD.O.が来日する国際セミナーや海外への研修にも積極的に参加して継続して学びを深めています。

 

 

 

理学療法士である私がなぜオステオパシーを学んでいるのか?

私が日本の医療の在り方、そして整体などの健康産業に疑問を覚えていたのは、高校生くらいの頃からだったと思います。
詳しくは私のプロフィールをごらんください。

 

 

私自身の身体を治したく、しっかりとした医療の知識を得ようと理学療法士の学校に入学したのですが、
得られたのは日本の医療への幻滅と教科書的な知識だけでした。

 

 

そこで出会った学生たちでも本当に真剣に身体のことを学びにきている人はごくわずかで、
80%以上の人が将来の仕事の安定を求めてきている人ばかりでした。

 

 

 

理学療法士である私がオステオパシーを学んでいるのは、それが既存の日本の医療よりも、とても効果があるからです。

 

もし、日本の整形外科や整体、マッサージ、カイロプラクティックの方が効果があるのなら、私は決してオステオパシーを学ぶことはしなかったと思います。

 

私がオステオパシーに固執する理由は、とてもよく効いたし、それが患者さんを助けたからです。
何より私自身がその効果を体験しています。

 

もし、私がオステオパシーに出会っていなかったら、今頃腰の骨は変形をし始め、状態が悪化し、最悪手術ということにもなりかねなかったかもしれません。
私の一生を変えてくれるほどの体験がありました。

 

 

身体が変わり良くなる体験をもっと多くの人にして欲しい。
もし、オステオパシーを知らない人がいるのなら一人でも多くの人にその素晴らしさを知って欲しい。
それは既存の日本の医療や整体とは一線を画すものです。

 

だからオステオパシーを学び続けています。

 

 

 

まとめ

オステオパシーは他の整体やマッサージと違い、身体全体の組織を見ていきます。
カイロプラクティックより深い歴史があり、アメリカでは医師として認可されていますが、日本では認可されていません。
オステオパシーは日本では無資格者でも行えますが、当院は国家資格である理学療法士が施術を担当するのでご安心ください。
日本で認められていないオステオパシーですが、その効果は既存の日本の医療や整体をしのぐものがあります。
だから、私はオステオパシーを学び続けています。