股関節痛  東京都府中市

投稿日: カテゴリー: 症状

股関節は膝と同様に中高年の女性が痛めやすい部位でもあります。

 

股関節が痛いということは、大腿骨や筋肉のバランスがおかしくなっているということです。
その状態を放っておくと、徐々に大腿骨頭が摩耗し、やがて変形性股関節症になります。
いずれは人工骨頭置換術という手術の適応となってしまいます。

 

 

「別に痛くてもいずれは手術して人工関節にすればいいや」
という方は、すぐにこのページを閉じてください。

 

 

 

 

そうではなく、将来的にもずっと自分の身体を大切にして、股関節の痛みから克服していきたい!
という方にはとても参考になる情報を提供していこうと思います。

目次
なんで股関節が痛くなるの?
股関節に関わるたくさんの筋肉
無理なストレッチは股関節痛のもと
股関節痛の方に180°開脚は必要なのか?
こんな筋トレはNG
股関節痛には筋肉の調整が必要不可欠!
まとめ

 

 

 

 

なんで股関節が痛くなるの?

 


股関節は肩関節と同様の形をしています。(球関節)
膝や足首の関節よりもとても良く動けるようになっており、前後・内外に多くの筋肉が取り巻いています。

 

広い可動域を持ち、下肢を動かすためのたくさんの筋肉があり、
さらに体重を支えるための構造をしているため、負担が掛かりやすく痛めやすい関節だと言えます。

 

 

股関節の痛みの原因は様々です。

たくさんある筋肉のうち一つを痛めてしまっていたり、
骨盤と大腿骨の骨の位置関係が乱れてしまっていたり、
脊柱や膝の捻じれや歪みが股関節に影響していたり、

 

特に股関節痛を感じる前から実は腰痛を抱えていたという人はとても多いです。
腰椎と骨盤のアンバランスが股関節まで派生しているということですね。

 

こういったアンバランスがある場合、当然姿勢も悪いです。
そんな中で長時間労働の介護職の方や美容師さん、
それからマッサージ屋さんの方にも股関節を痛める方が多いです。

 

長時間、股関節に負担をかけるような仕事をされている場合、股関節に関わる筋肉は疲労して、
血液循環も阻害されていきます。

関節もダメージを受けやすくなり、
筋肉の柔軟性も減り、股関節炎や股関節の痛みが起きてしまいます。

 

 

 

股関節に関わるたくさんの筋肉

参考までに、股関節にはこれだけの筋肉が関わっているということを知っておいてください。
その一つ一つが痛みを起こす可能性があるということです。

 

股関節の前側
大腰筋
腸骨筋
大腿四頭筋

 

後ろ側
大殿筋
大腿方形筋
梨状筋
双子筋
大腿二頭筋
半腱様筋
半膜様筋

 

内側
大内転筋
長内転筋
短内転筋
恥骨筋
薄筋

 

外側
中殿筋
小殿筋
縫工筋
大腿筋膜張筋

 

 

無理なストレッチは股関節痛のもと

ストレッチをして身体が柔軟であればあるほど良いと考えている方は多いです。

 

しかし、今まで私が見てきた股関節痛の方は、
股関節自体に非常に柔軟性がある方が大半でした。

 

それにも関わらず、股関節の痛みを訴えています。
なぜでしょうか?

 

 

 

股関節は多くの筋肉が取り巻いており、関節をつなぐ靭帯もしっかり丈夫なものが存在しています。
過度なストレッチは筋肉を傷めることはもちろん、関節をつなぐ靭帯も緩んできてしまいます。

 

 

そのため、体重を支えるためには筋力が必要以上にないといけなくなります。

 

スポーツ選手や体操選手はその筋力があります。
しかし、一般の方の場合、そこまでの筋力はありません。

 

なので、筋力が不足している分、体重の負荷が股関節にかかりやすくなってしまうのです。
柔軟性だけあって筋力が伴ってない身体はいたずらに関節を痛めるだけなので注意が必要です。

 

 

 

股関節痛の方に180°開脚は必要なのか?

 

 

 

必要ありません。

 

 

前述した通り、筋力が伴っていない過度の可動性は関節を痛めるだけです。
特に中高年の女性の方にはそういう方が多いです。

 

 

因みに日常生活を送る上でも180°開脚できる必要性は全くありません。
180°開脚できたところで、ただの自己満足ですから。
(※写真は筋力もあるバレリーナの方です。)

 

 

まして、すでに股関節痛を抱えている方はさらに関節を痛めてしまう恐れがあるので、絶対にやめましょう。

ネットには多くの情報があふれていますが、何が自分にとって適した情報なのかを適切に判断できる方は少ないです。
心配な方はお気軽にご相談くださいね。

 

 

こんな筋トレはNG

では筋力をつけるために筋トレをしていても股関節痛の方もいました。
どんな筋トレをしていたかというと、

 

 

 

ブンブン反動をつけてスクワットをしたり、
下肢を前後左右に振り回すようなことをしていて仰天したことを覚えています。

 

 

反動をつけた筋力トレーニング法は確かにあります。
瞬発性や筋肉の弾性を用いるために行うトレーニングです。

 

爆発的に力を出せる分、関節に負担をかけやすいというデメリットもあるので、
トレーニングのやり方は注意が必要です。

 

 

股関節の過可動性があり、筋力がない方がそんな筋トレをしてしまうとどうなるでしょう。
ただただ、関節に負担をかけてしまうだけですね。

 

股関節に痛みを感じている方はこんな筋トレの仕方は絶対にやめてください。

 

 

股関節痛には筋肉の調整が必要不可欠!

股関節にはたくさんの筋肉がついています。
股関節痛の方はその一つ一つのうちどの筋肉に問題が出ているのかを詳しく見ていく必要があります。

 

 

股関節に付着する筋肉は腰椎や骨盤から始まっている筋肉も多く、
腰椎・骨盤の歪み・捻じれにも影響していきます。

 

例えば前面にある大腰筋は腰椎から大腿骨にかけて走行しています。
後面にある梨状筋は仙骨部から大腿骨の外側にかけてつながっています。

 

これらの筋の走行から考えても腰仙部(腰椎と骨盤)に影響してくることがお判りになるでしょう。
そのため、股関節に痛みを感じている方は腰痛も併発している方がほとんどです。

 

 

腰仙部の歪み・捻じれを伴い、股関節周囲の筋肉の異常な過緊張は
関節内の圧を高めてしまい、関節への負担が強くなると共に血液循環も滞ります。

 

 

速やかにこの状態を脱することが股関節痛の改善の近道になります。

 

 

オステオパシーでは身体全体のバランスを見ます。
股関節に痛みがある方は腰仙部のバランスが崩れています。
腰仙部のバランスが崩れているということは膝や足、肩や首へと人体の多くの部位に歪み・捻じれを生み出す原因になります。

 

あなたの身体にとって何が必要なのかを適切に判断して施術していきます。

 

施術は痛くありません。
股関節が一番緩むポジションに動かしたり、
軽く手を置いて歪み・捻じれが解消してくるのをジーッと待つことをします。
そうすることで、神経系に余計な刺激を与えず、
自然に身体にとって良い位置に戻っていきます。

 

歪み・捻じれが解消されていくことで、徐々に股関節の痛みが改善していくことに気づかされるでしょう。

 

 


写真は股関節の筋肉を調整しているところです。

 

悪い状態を放っておくと、大腿骨頭が摩耗して変形性股関節症へと悪化してしまうので、早めの処置をおすすめしております。
もうすでに変形性股関節症と診断されている方でも、痛みが軽減もしくは消失される方もいます。

血液循環がしっかりした身体を維持することで、変形した股関節にも回復が見込まれます。
ただし、相応の時間がかかることは覚えておいてください。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?
世間一般では良いと言われているストレッチや筋トレも
やり方を間違えると身体に毒になりかねませんので注意が必要です。
特に股関節に痛みを感じている方は180°開脚なんて真似しないでくださいね。

股関節の痛みは、股関節周囲の筋肉を適切に調整していくことで改善が見込まれます。
そして、腰椎や骨盤部をはじめとした骨格の調整も大切になってきます。
治らない股関節の痛みでお悩みの方はご相談ください。