ハイヒールが原因での腰痛・足のしびれ 東京都府中市

投稿日: カテゴリー: 症状

腰痛が解消されずお悩みの方は多いです。
特に長時間のデスクワークや立ち仕事など、普段の仕事で腰に負担をかけてしまっていることが多い方は腰痛になりやすく、ひどくなると足のしびれまで出てきます。

 

 

今回はそんな立ち仕事の影響で腰痛と足のしびれが出てしまっているクライアントさんについてです。
4年前に立ち仕事をし始めた時から、腰痛が出始め、座っていてもズキズキ痛い感じが続き、整形外科に行くとヘルニアと診断されました。
立ち仕事をしていると常に腰が痛く、足のしびれが取れないという状態です。
整形外科で電気や牽引をしたけど、症状が改善されず当院に来院されました。

 

 

 

 

目次
身体の状態
普段仕事でもハイヒールを常に履いている
ハイヒールを履くと腰は反る
ハイヒールを履いていたほうが歩きやすい?
回復過程
まとめ

 

 

 

 

身体の状態

骨盤が捻じれているのはもちろんのこと、
仙骨と腰椎5番の間がとても圧縮(上下からの圧が強くなって潰れているような状態)されています。
圧縮を受けている状態というのは身体にとってはとても負担になります。
ヘルニアをはじめ、変形性腰椎症や狭窄症に発展しかねない歪みのパターンになります。

通常、歪みや捻じれというのは前後、もしくは左右の片方向に偏ることが多いです。
しかし、圧縮を受けている時は下の図のように上下の垂直方向の圧を受けている状態になります。

圧縮されている様子

 

腰椎の間には椎間板があり、骨や椎間板を含め、この圧縮された力が加わった状態だと、
やがて、骨自体の変形や椎間板の摩耗やヘルニアを伴う原因となります。

圧縮されているのだったら、牽引すれば治りそうだと思われるかもしれません。
しかし、無造作に行われる機械の牽引ではこの圧縮は解消できません。
結果が物語っています。

 

正常な人体の脊柱構造であれば、力は分散され、そこまで圧縮されません。
しかし今回のケースの場合、なぜこんなにも腰椎が圧縮されてしまったのかを考えていく必要があります。

 

 

 

普段仕事中でもハイヒールを履いている

ハイヒール
問診の時や、お話を伺っている中で、普段からハイヒールを履くことが多いということが分かりました。
恐らく腰椎・仙骨間の圧縮を生み出してしまっている原因の一つだと推察されます。

なぜ、ハイヒールがこの圧縮を生み出してしまうのか、
それはこの方特有の身体の使い方や筋緊張のバランス、そして姿勢に問題がありました。

 

 

 

 

ハイヒールを履くと腰が反る

ハイヒールを履くと反り腰になってしまうことは一般的に言われています。
それは踵が高くなる分、重心が前に行ってしまうため、腰を反らせることで代償させているのです。

 

しかし、ハイヒールを履いているだけで腰痛にならない方もいます。

 

 

今回のケースの場合、ハイヒールを履かない状態でも姿勢に問題がありました。
ちょうど、下のような図の姿勢をされていました。
腰椎に負担がかかる姿勢
お腹が前に出ていて、すでに腰に負担が掛かっているような状態の姿勢です。
この姿勢だとすでに腰椎に圧縮される力が加わってしまっています。

 

この姿勢のまま、ハイヒールを履いてみたら腰はどうなるでしょう。
想像してみてください。

 

 

 

ハイヒールを履いていたほうが歩きやすい

ハイヒールを履きなれている方がよく仰るのは、「ハイヒールを履いていたほうがぺたんこの靴より歩きやすい」ということです。

これは少し注意が必要な状態です。
前述したようにハイヒールを履くと自然と重心が前に行きます。
なので、必然的に前に進む力が出しやすくなります。

歩くときは色々な筋肉が協調して働きます。
足を蹴りだすときに使う下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)があります。

 

この筋肉が普段からハイヒールを履いている方は重心が前にある分、蹴りだす力を使わないため弱化してしまう傾向があるように思えます。
だから、ぺたんこな靴を履いた時に蹴りだす力が弱くなっているため、歩きづらく感じるのです。

 

 

施術方針と回復過程

今回のケースの場合、腰椎・仙骨間の圧縮を取り除くのはもちろんのことですが
ただ、その部分の圧縮を解消させるだけでは根本的な解決にはなりません。
お腹が前に出てしまっている姿勢を改善させることと、
ハイヒールを履く習慣を減らすこと、もしくはヒールの高さを下げることを並行して行っていく必要がありました。

 

 

回復過程
初回来院
腰椎・仙骨間の圧縮を解消させる(70%程度)
その時点で腰の痛みがかなり軽減
脊柱のバランスを改善するように調整
足のしびれは残ったまま

 

 

2回目
気付いてみたら、足のしびれが少なくなっているとのこと。
腰の痛みは前回に比べ60%くらい改善している。
施術継続

 

 

3回目
足のしびれはほとんどない状態に。
腰痛は最初に比べて痛みが40%ほど
施術後痛みはほぼなしに。

 

4回目
症状ほぼ消失

 

 

3回目まで週1回の頻度で来院されました。
4回目は2週間後に来院され、症状はほぼなくなりました。
現在は再発しないように、姿勢の調整やチェック・メンテナンス含め月に1回程度の来院で、
再発しないために身体の良い状態を保っています。

 

 

 

まとめ

ハイヒールを履いていても腰痛がない方もいます。
しかし、ハイヒールを履くことで今回のケースのように腰椎に圧縮を生み出すことで痛みやしびれの原因となってしまう方もいます。
その場合は、ハイヒールを履いていない状態でも姿勢が悪くなっていることが要因の一つになります。

また、40~50代の女性は筋力が弱く、筋の緊張も低い方が多いです。
そのため、姿勢が崩れやすいのです。

ひとえに腰痛やしびれと言っても、色々な要素が重なって生じているということを感じて頂ければと思います。

もし、この圧縮された状態を1年、3年、5年と放っておいたらどうなるでしょう。
骨は変形し、椎間板も潰れていきます。
症状ももっと重篤なものが出かねません。
回復もとても時間がかかってしまうでしょう。

早めのケアがあなたの未来の身体を守ります。