自分が軽い尺骨神経麻痺になった時の話

2018年9月

前回変形性頚椎症と診断された方の症例を書きました。

 

 

手のしびれや力の入りづらさは日常生活に支障をきたします。

 

 

 

手や腕への神経や血管は複雑で細部に渡っていて、実は簡単にダメージを与えることができます。
(Youtubeの動画で整体師の人が肩こりにきくストレッチとかいって、腕神経叢を引っ張ってストレスをかけるような方法を紹介していました。素人が力加減を考えずに神経をストレッチするのは大変危険ですのでやめておいた方がいいです。Youtubeの動画で整体関係のものはろくなものがないので当てにしないようにしてください。)

 

 

私がオステオパシーの学校に行ったときに、肘関節の授業がありました。

 

 

肘にもたくさんの神経や血管が通っています。
肘関節の解剖学、運動学を学び、実際に肘関節に対してペアになって手技を施す練習をします。

 

 

 

その練習の時には、少し関節を動かす力が強くてキツいなと思った程度でした。

 

 

 

しかし、翌日起きてみると左手の小指側に軽いしびれがあるのと、グッと力をいれて手を握れないという状態になっていました。
ちょうど尺骨神経領域の感覚や筋肉ですね。

 

今は冷静に書けますが、当時は焦りました。

 

 

 

力が入らないのです。本当に。

 

 

当時病院に勤めていたのですが、手に力が入らないので、患者さんの身体をまともに検査できなかったり、手や足、頭を持ち上げるのもすごい不安な状態でした。

こんな状態ではまともに患者さんを見れないととても不安になったのを覚えています。
と同時に尺骨神経麻痺ってこんな感じなんだと学ぶことができました。

 

 

この状態は焦るし、仕事も困ります。

 

 

 

 

 

その次の週に先生に調整してもらい、しびれは一週間程度で消えたのですが、一向に力の入りづらさは続きました。

完全に力が入るように治るまではそれから約一か月近くかかりました。

 

 

 

神経系は少しの障害でも回復するのに時間がかかります。
少しの時間のマニピュレーション(手技)ですら、これだけのダメージを与えます。

 

このことから、身体は思っている以上に繊細だということと、神経系の障害には回復に時間がかかるということを憶えて頂けたら幸いです。

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