メディアからの影響なのか、
テレビや本からの影響なのか、
いまだに大きな誤解をされている方が多いです。
映画でバットマンの「ダークナイトライジング」を見たときのことです。
主人公が地下牢みたいなところ?でそこにいる人にバキッと悶えるほどの強さで身体を調整してもらってから身体が自由に動くようになったというシーンがあります。
そんなんで動けるようになるんだったら、もっと前から動けるようになってるわ!と一人でツッコみつつ見ていました。
村上春樹の小説を読んだときにも似たような描写が多いです。強いストレッチやボキっと身体を鳴らすような整体が良いみたいな風に書かれています。
人それぞれ好みはあるので、強いマッサージやストレッチ、ボキっと鳴らす整体が好きなら好きで、それを受けていればいいと思います。
でも、私の所に来る人はそれではダメだった人ばかりです。
(かくいう私もその一人ですが)
逆に身体を壊された方もたくさんいます。
実際に健康被害としてニュースや新聞にも取り上げられています。
にも関わらず、いまだにこのような手法に関しての誤解が消えません。
映画やドラマ、小説などの演出としては劇的でドラマティックに感じるかもしれません。
でも、実際は違います。
もしそんな調整を、ヘルニアと診断されている人、すべり症と診断されている人、狭窄症と診断されている人にやってみたらどうなるでしょう。
想像するだけで恐ろしいですね。
自分の身体を守るのもまた自分自身です。変な情報や思い込みに惑わされないようにして欲しいです。
ボキっと鳴らす行為がどういう意味があるのか、それをし続けているとどうなってしまうのか
このことは過去のブログにも書いていますので、興味がある方は探してみてください。
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