
「動悸が止まらなくて苦しい、夜も眠れない」「病院に行っても原因が分からないし、気のせいですと言われてしまい悲しくなる」「婦人科に行くと更年期障害ではないかと言われるけど具体的に何が原因か分からない」
東京都府中市で医療機関に行っても原因が分からない動悸・息切れにお悩みの方。
動悸や息切れがひどくて医療機関に行っても、検査しても原因が分からず「気のせいではないですか?」と言われてしまうと余計に辛いですよね。
「とても苦しいのにそのことを分かってくれない」という気持ちがまた動悸や息切れにつながってしまいます。
動悸・息切れがなぜ起きてしまうのか、動悸・息切れでお悩みの方はこんな習慣はNGだということ、医療機関の検査では分からないことが動悸・息切れ改善の鍵だということをお伝えしていきます。
動悸・息切れにお悩みの方は参考にしていただければ幸いです。
本記事の内容
動悸・息切れはなぜ起こる
動悸・息切れというと心臓に問題があるのではないかと思い、循環器に行くかと思います。
確かに動悸・息切れは不整脈や心不全といった心臓疾患から由来しているものもあります。でも、その場合は病院で検査をすれば判明します。
問題なのは医療機関で検査をしても分からない動悸・息切れについてです。
調べてみると精神的なもの、ストレスによるものという見解が大半です。そして、そういう方たちが多いとも言われています。
医療機関としては明確な原因が分からないから、対処の仕様もないですよね。
しかし、そういう方の場合、必ずと言っていいほど身体に問題が見つかります。
その結果うまく呼吸ができず、いわゆる慢性的な酸欠状態になっていることが多いと感じています。
こんな習慣はNG
動悸・息切れで悩んでいるあなたはタバコを吸っていませんか?
医療機関に行っても原因が分からない動悸・息切れでお悩みの方でタバコを1日に1箱吸っているという方がいました。
タバコは肺を壊します。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気はご存知でしょうか?
タバコによって肺胞が壊れ・くっつき・膨張してしまうという病気です。
壊れた肺胞は酸素の交換をすることができず、ただただ肺の容積を広めてしまいます。
その結果、呼吸のために必要な肋骨や横隔膜の動きが妨げられてしまって呼吸困難に陥ります。吸えないし、吐けないという苦しい状態です。
完全なCOPDではないにしてもタバコを普段から吸っている方は肺胞が壊れています。いくら身体を調整してもタバコを吸って肺胞を壊していては酸素交換の効率化が促されません。
医療機関に行っても原因が分からない動悸・息切れでお悩みの方でタバコを吸っているようであれば禁煙することをお勧めします。
医療機関では分からない身体の状態こそあなたの身体を改善する鍵
動悸・息切れで悩まれている場合、呼吸状態と自律神経系のバランスに問題が見られることが多いです。
呼吸に関わる、背骨・肋骨の可動性低下、横隔膜・肋間筋など呼吸筋の過緊張などが重なり、しっかりと息を吸い、吐き切るという能力が低下しています。
呼吸状態が安定しないため、自律神経の働きも鈍り、常に交感神経が緊張しているような状態になってしまいます。
交感神経が緊張していると、要は身体が戦いに備えている状態になってしまいます。
脈は速くなり、血管は細くなり、内臓の働きは鈍くなる、そのような状態が慢性的に続くと、さらに呼吸が浅くなってしまい、負のループに陥ります。
動悸・息切れがしてしまうという方はこのような身体の状態にあるので、そこから脱することが改善の近道といえるでしょう。
しっかりと呼吸できる身体の状態を目指すことです。
呼吸が深くできなければ自律神経も落ち着かないですからね。
深い呼吸ができるようになってくれば自然と気持ちも落ち着いてきます。
因みに自律神経のバランスを乱す要因としてタバコが挙げられますのでタバコは百害あって一利なしですよ。
まとめ
いかがでしたか?
医療機関の検査では分からない動悸・息切れであっても、その原因は必ず身体の中に見つかります。
病院で「気のせいではないですか?」と心無い一言を言われても、傷つく必要はありません。
あなた自身が悪いわけではないのですから。
この動悸・息切れ【医療機関の検査では原因が分からないとき】を書いた人

丸井恒介(まるいこうすけ)
出身地 | 東京 |
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生年月日 | 1985年2月3日 |
国家資格 | 理学療法士 |
所属 | 全日本オステオパシー協会 日本オステオパシー連合 IOAJ (International Osteopathic Association of Japan) |
経歴 | 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学 日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業 平成 25年医療法人社団河井病院勤務 平成 25年日本オステオパシー協会入会 |