
府中市で長年、トラウマ性の過敏性腸症候群(IBS)にお悩みの方
「職場は理解してくれないけどやっぱり辛い、もうこのお腹の不調と手を切ることは出来ないのかなぁ、何か分かりやすく効果が感じられる方法はないかなぁ」
そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
1.病院では判明しないトラウマによる過敏性腸症候群(IBS)の本当の原因
2.実際のトラウマへのアプローチ
まとめ
この記事を書いている私も過敏性腸症候群の症状で悩む方に施術をして改善に導いてきたことが沢山あります。しかし、従来の手法では改善しないような方も出てきました。それがトラウマ性の過敏性腸症候群の方です。(トラウマがきっかけで過敏性腸症候群になってしまう)
過敏性腸症候群は一般的に機能性と言われており、病院の検査では判明しない、形や数字に出ない、現代の医学では説明できないことを意味しています。つまり、完全に原因不明ということです。
そんな過敏性腸症候群ですが、改善方法がないかというと、そんなこともないのです。
因みに過敏性腸症候群ですが、非感染、非病理性なので病気ではないとされています。
体重が減ったり、発熱したり、潰瘍が出来たり、出血したりということはないのでご安心ください。
1.病院では判明しないトラウマ性の過敏性腸症候群(IBS)の本当の原因
病院の診断で過敏性腸症候群というのが分かったかもしれません。過敏性腸症候群の原因について説明は受けましたか?
もともと過敏性腸症候群は原因不明ですが、中にはトラウマ性の過敏性腸症候群があります。そして、原因は「トラウマ」にあります。
「トラウマ」に対してアプローチしないと何も効果を感じないでしょう。これって胡散臭く聞こえますか?
でも、そもそも病院も「トラウマ」が原因と言っているのに、なんでその「トラウマ」にアプローチしないのでしょう?
脳の緊張は身体に出ます。例えば、病院で血圧を測るといつもより高くなってしまうとか、面接に行くときに緊張して食欲がなく吐き気がするとか、思い出すだけでも同じ症状を起こしてしまう謎な症状はたくさんあります。
その状況の後でも、過去の経験(トラウマ)から身体が反応してしまうというのは良くある話です。
脳と胃腸とトラウマ
過敏性腸症候群(IBS)の症状として
1.繰り返す下痢や便秘
2.不規則な胃腸の習慣
3.食事と関係する腹痛
4.腹部の膨満感
5.ガス充満
6.排泄不全感
など様々な症状があります。
「トラウマ」は脳に問題を抱えていると考えても間違いではないでしょう。脳が腸へと異常な信号を送ってしまうため、過敏性腸症候群のような症状が起きると仮定できます。
自律神経と脳と胃腸の関係
ネッター解剖学図譜より
脳から胃腸への命令は自律神経を介して伝えられます。自律神経は自分自身でコントロールして行えるものではありません。
自律神経の通り道における骨の歪み・捻じれや筋肉が過度の緊張を起こしている時も、胃腸への命令が異常なものへとなってしまいます。
結果として「トラウマ」を取り除けたとしても、このような身体の歪み・捻じれが自律神経の異常な興奮を呼び、腸への悪影響を及ぼしていると過敏性腸症候群の症状は残ってしまいます。
ご自身では解消しきれない、身体の歪み・捻じれ、緊張を取り除いて、脳と自律神経と腸の関係性を正常化することが必要になってきます。
2.実際のトラウマへのアプローチ
実際にどのようにトラウマにアプローチをしていくかを紹介します。
身体と心は密接につながっています。硬いと思うと、身体は硬くなります。逆に柔らかいものをイメージしていると身体は柔らかくなります。
これを、整体と問いかけを利用して『トラウマ』をイメージしてもらいます。そこで身体に現れてきた問題を取り除いていきます。
実勢の手順
➀施術の前のカウンセリングで、トラウマになっている事柄を思い出して頂きながら、この先どのようになりたいのかを聞かせていただきます。
トラウマとなる出来事を思い出すほど、身体に問題が現れやすくなります。例えば押しても痛くなかったところがカウンセリングをした後痛くなっているというようにです。カウンセリングをしなければこういった身体の変化は現れません。
(因みにどうしても話したくないということであれば無理にお聞きはしません。ですが、その出来事を頭の中でイメージして頂きます。)
➁身体に出てきた問題を解消していく
トラウマを思い出すことで身体に歪みや捻じれ・緊張となって現れてきます。その問題を解消していくことで次第と心も軽くなっていきます。身体を介して心にアプローチしているのです。
肩こりや腰痛も改善する必要がある
過敏性腸症候群の方は長期間自律神経や呼吸にも乱れがあるため、肩こりや腰痛を伴っている方がほとんどです。これも胃腸を悪くしてしまうための条件になってしまいますので、解消させる必要があります。
過敏性腸症候群になって長期間立っている方など根深ければ根深いほど施術回数は必要になってきます。
まとめ
いかがでしたか?過敏性腸症候群は全くの原因不明なものではありません。オステオパシーは「ボディ、マインド、スピリット」の3つが健全であれば真の健康が実現できるとされています。
過敏性腸症候群は、その3つ全てが関わってきているという内容でした。
西洋医学では症状ばかりを見てしまいますが、結局本当に良くなるためにはあなた自身のお身体が症状に打ち勝てる状態にならなければなりません。
胃腸に不調が出ているからといって、必ずしも胃腸だけの問題ではないのです。当院ではカウンセリングと身体を介して心を癒していきます。まずはそこが回復への一歩なのかもしれませんね。
長引く過敏性腸症候群の方に少しでもご参考になれば幸いです。
このトラウマによる過敏性腸症候群(IBS)の本当の原因を書いた人

丸井恒介(まるいこうすけ)
出身地 | 東京 |
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生年月日 | 1985年2月3日 |
国家資格 | 理学療法士 |
所属 | 全日本オステオパシー協会 日本オステオパシー連合 IOAJ (International Osteopathic Association of Japan) |
経歴 | 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学 日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業 平成 25年医療法人社団河井病院勤務 平成 25年日本オステオパシー協会入会 平成 27年IOAJ入会 平成 28年府中オステオパシー まるちゃん整体院開業 |
趣味 | ピアノ、筋トレ、バドミントン |