顎関節症になりやすい人の特徴

どんな人が顎関節症になりやすいんだろう?
何だか最近顎が気になる
昔から顎がカクカクしているけど大丈夫かな

 

日ごろから顎関節症の方のお身体の状態を見ていると、なんとなく共通して悪い部分が見られます。

そんな顎関節症になりやすい人の特徴を解説していきたいと思います。

今は顎関節症ではないけど、なんだか最近顎が気になるという方、少し顎に痛みが出ている方は本記事の内容がご自身に当てはまっていないか参考にして頂けたら幸いです。

 

 

 

顎関節症になりやすい人の特徴

1.食事中にすぐに顎が疲れてしまう人


少し多めに物を噛んだくらいで顎が疲れてしまう方がいます。

これは顎の筋肉が常に緊張してしまっていること、身体の歪み・捻じれによって筋肉が効率よく働けていないことが考えられます。

この状態を放っておくと、筋肉の負担が増加して顎関節自体にもダメージを与えてしまいます。

早いうちに身体の状態を正常化しておけば、改善するのに時間は余り掛かりません。

 

2.口を開けて指を縦に並べて3本入らない方

指が縦に3本しっかり入って余裕があるくらいだと顎関節は正常に機能していると考えられます。

入らない方、入るのがギリギリでやっとの方は、頭蓋骨が歪んでしまっているか、首や顎周りの筋肉が緊張して正常に働いていない可能性があります。

完全な顎関節症に発展しないうちに顎関節の状態を改善することが大切です。

 

3.姿勢が悪い方


顎関節症に限らず、姿勢が悪いということは身体が捻じれ歪んでしまっているということの現れです。

姿勢が悪ければ骨盤が歪み、その上の背骨は捻じれ、頸椎・頭蓋骨と捻じれていきます。

首の筋肉や顎周りの筋肉も緊張し、顎関節症の原因になってしまいます。

肩こりの方に顎関節症が多いのは、主に姿勢の悪さからくるものでしょう。

 

4.口を開ける時に顎が左右にぶれて斜めに開く方

口を開くときに顎が左右にぶれてしまうのは、顎関節の左右の位置のずれと、筋肉のアンバランスによるものです。

痛みが出ず、気にしないうちは良いのですが、やがて物を噛んでいると疲れやすくなってきたり、痛みが出てしまうなどの症状が出てきます。

早めに顎の状態を良くしておいた方が今後の予防になりますね。

 

5.頚椎症やむち打ち症など首に問題を抱えている方


交通事故などでむち打ち症になって、治療を受けて首が完全に回復していたら良いのですが、多くの場合首にはまだ事故の衝撃や力が残った状態になっています。

そのような事故の衝撃や力を取り除くにはオステオパシーの特殊な施術が必要になります。

また、頚椎症など首の悪さは、顎関節症に発展する要因にもなりますので、首に問題を抱えている方は注意してくださいね。

 

6.睡眠中歯ぎしりをする方

歯ぎしりは多くの問題を孕んでいる症状です。

睡眠不足、過労、ストレス、、、多くのことが要因となって睡眠中も首周り・顎周りの筋肉が緊張してしまっています。

自律神経系の乱れも関連しているでしょう。

歯ぎしりを放置していると、顎関節症になったり歯がすり減ったりします。

 

歯がすり減らないためにマウスピースは有効ですが、マウスピースでは根本改善にはなりません。

歯ぎしりをする方はすでに首・顎周りの筋肉が過緊張状態にあります。

【関連記事】顎関節症とマウスピースの実際

顎関節症はマウスピースで治るのか?エビデンスを交えて解説していきます。
マウスピースの有効性について知りたい方はご覧ください。

この記事を読む

 

7.枕が合っていない人


睡眠中枕が合っていないと、眠っている間でも無意識のうちに首に力が入ってしまいます。

そうなるとせっかく身体を休める睡眠の時間でも、なかなか疲れが取れなくなってしまいます。

首の筋肉が緊張してしまうと当然顎関節にも影響してきます。

 

当院に来られる方でよくあるのはオーダーメイドの枕や低反発の枕を使っている方に首の筋肉の異常がよく見られます。

オーダーメイドで作っても、上手く身体に合わないという話はたくさんあります。また、低反発の枕は沈み込んでしまうため、安定性を得られず首の筋肉が緊張してしまうものと考えられます。

 

しかし、枕に関しては低反発の枕にして調子が良くなった方や、固い枕が合う方など人によって様々です。ご自身にあった枕を探して首の緊張がない睡眠を取れるようにしてください。

 

まとめ

いかがでしたか?
以上が顎関節症になりやすい人の特徴です。
あなたはいくつ当てはまっていましたか?
顎関節症に発展してしまっているということは身体には相当なダメージが出てしまっているということなので、早いうちにケアをしておくと良いですね。

顎関節症は顎だけでなく身体全体の歪み・捻じれの問題です。
顎関節症の予防と早期改善は当院までご相談ください。

この顎関節症になりやすい人の特徴を書いた人

プロフィール画像

丸井恒介(まるいこうすけ)

出身地 東京
生年月日 1985年2月3日
国家資格 理学療法士
所属 全日本オステオパシー協会
日本オステオパシー連合
IOAJ
(International Osteopathic Association of Japan)
経歴 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学
日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業
平成 25年医療法人社団河井病院勤務
平成 25年日本オステオパシー協会入会
平成 27年IOAJ入会
平成 28年府中オステオパシー まるちゃん整体院開業
趣味 ピアノ、筋トレ、バドミントン
042-302-5447
当店へのご予約・お問い合わせはこちら

【京王線 府中駅より徒歩4分】
【府中駅東より徒歩2分】

〒183-0055 東京都府中市府中町2丁目
3−11 KTマンション 404

■営業時間 9:00~21:00
■定休日…水曜日

詳しいアクセスはこちら

PAGE TOP
LINEでの相談24時間受付中