親知らずを抜いてから顎、耳、首と不調が出てしまっている方へ

「親知らずを抜いてから耳の閉塞感が出てきてしまっている」
「顎の痛みやずれがひどくなってきて耳のつまり感もでてきた」
「首からゴリゴリした音が響くようになり不安」
「歯医者に相談しても治療方法がなくて困っている」

 

あなたは親知らずを抜いてから、耳や顎、首、さらには全身まで身体の不調が出てきて困っていませんか?

親知らずを抜いてから耳の閉塞感や耳鳴りが出てきてしまったり、顎の痛みや違和感、顎の筋肉がプチプチなる感じが響いてしまったり、首を動かすたびにゴリゴリ鳴って不快感や不安が強くなってしまう方など多くの不快な症状を訴える方がいらっしゃいます。

 

抜歯をした歯医者で聞いても分からないと言われ、耳鼻科に行ってみても原因が分からずお困りの方は実は多いのではないでしょうか?

中には整体に通ったけど、首をボキボキされてからますます顎のずれや耳の閉塞感が強まってしまったというケースもあります。

顎や耳の不調、首がゴリゴリ鳴るような音がすると不安感からパニック発作を起こしてしまう方もいますので早めに改善したい症状ですよね。

そんな抜歯後に出てきた様々な不調も適切に処置することで改善することが出来ます。

 

本記事ではなぜ親知らずを抜いてからこのような不調が出てきてしまうのか、そしてその改善方法について解説していきます。

 

この記事を書いている私はオステオパシー整体歴8年、理学療法士【国家資格】を取得しており、総合病院で3年間勤務経験があります。
親知らずの抜歯後に伴う様々な不調の方を改善してきた実績がありますので記事の信頼性につながるかと思います。
 

そもそも親知らずって?


親知らずとは一番奥に生えてくる永久歯ですが、親知らずがある人とない人がいます。
親知らずが出てくる時期も人によって様々ですが一般的には10代後半から20代に多いそうです。

 

親知らずは虫歯や炎症の原因や歯並びなどに影響してしまうため、抜歯する方が多いです。

 

親知らずの抜歯手術

親知らずがまっすぐ生えている場合は比較的楽に抜歯できるそうですが、斜めに生えていたり、埋まっている場合には、歯茎を切り開いたり、顎を削ったりして抜歯するようです。

 

親知らずの抜歯が顎や頭蓋骨に与える影響


当院に来られる方にお話を伺うと、抜歯する際に顎の骨を削ったり、強い力でぐいぐい歯を引っ張られたりと顎に対して強い衝撃を受けていることが分かります。

 

顎は解剖学的な観点から見ても首や頭蓋骨と密接に関わっています。

 

顎を構成する下顎骨は側頭骨と連結しています。

上顎骨は頭蓋骨の中心である蝶形骨と関節していて、抜歯のために受けた振動や衝撃というものはすべて頭蓋骨に影響してきます。

顎の痛みやずれが出てくるのはもちろんのこと、耳の閉塞感がでてきてしまうのも顎から耳のある側頭骨に影響してしまっているためだと考えられます。

側頭骨には耳の穴に直接つながる穴があります。鼓膜につながり、鼓膜から振動を伝え音として感知するための蝸牛という器官があります。

この音を伝えるための器官はリンパ液で満たされています。

側頭骨に問題が出てきてしまうとこれらのリンパ液の循環に滞りが出てきてしまいます。だから耳の閉塞感が生まれてきてしまうのだと考えられます。

 

実際に親知らずの抜歯後に顎や耳の不調が出てきてしまった方の頭蓋骨の状態を調べてみると、抜歯を受けた顎を起点に大きくゆがみ捻じれてしまっていることが見つかります。

頭蓋骨にゆがみや捻じれが発生してしまうと、頭蓋骨と関節している首にまで影響が出てきてしまいます。

 

顎に受けた衝撃や振動が顎から頭蓋骨、首へと影響を与え、多くの不調を招いてしまうのです。

 

 

こんな人が抜歯後不調に陥りやすい


じゃあ、親知らずの抜歯をしたら誰もがそんな不調になってしまうの?と思ってしまうかもしれません。
ですが、そんなことはなく、抜歯をしても平気な人もいれば、顎や耳、首回りなどたくさんの不調が出てきてしまう方もいます。

 

その違いは何なのでしょう?

 

私が考えるに、もともと体にゆがみや捻じれを抱えている方が、抜歯後に不調が出やすくなってしまう傾向があるように思えます。

 

もともと軽度の側弯症を抱えている。
首コリや肩こりが慢性的にある。
腰に痛みや張りがある。
よく頭痛を感じることがある。
足を組んで座っていることが多い。
姿勢が悪いと感じている。

 

このような方は抜歯前から身体にゆがみや捻じれがある状態です。
そんなお身体の状態で抜歯をすることによる顎や頭蓋骨への衝撃がきっかけとなって身体のゆがみが助長してしまい多くの不快な症状が出てしまう傾向があるように思えます。

 

頭蓋骨や顎はそこ単体だけでゆがみや捻じれを起こしている訳ではなく、頭蓋骨や脳を包む膜組織や筋膜などを介して身体全体とつながっています。

身体をしっかり整えていくのが改善の近道


抜歯後に顎や耳、首に不調が出てきてしまった場合は身体をしっかりと整えていくのが改善の近道です。

 

しかしながら、顎や頭蓋骨、首はとても繊細な部分で、きちんと調整するにはある程度の技術や経験が必要になります。
一般的なマッサージやストレッチではなく、ちゃんと身体のことを学んでいる、特にオステオパシーを勉強している先生に身体を見てもらうと良いでしょう。

 

首ボキボキ整体は避けた方がいい

首はとても繊細な部分です。顎のずれや痛み、耳の閉塞感が出ている場合、むやみに首をボキボキするような整体は避けた方が良いです。
私のところに来られた方でも首をボキボキされてから耳の閉塞感や顎のずれが強くなってしまって困っているという話はよく聞きます。

 

身体全体を見て、やさしく整えてくれる整体を

顎や耳、首に問題が出ている場合、先ほど説明した通り、身体全体にもゆがみや捻じれがある状況です。

問題が出ている部分だけでなくしっかりと身体全体を見てやさしく自律神経の興奮を起こさないように施術してくれる整体が望ましいです。

身体が整ってくるにつれて次第と症状がなくなっていきます。

 

まとめ

今回の内容をまとめます。

・親知らずの抜歯の振動や衝撃で顎や頭蓋骨、首にゆがみや捻じれが生じる。
・顎、頭蓋骨、耳、首は解剖学的に密接な関係がある。
・もともと身体にゆがみや捻じれを抱えている人が不調をきたしやすい。
・身体全体を見てやさしく整えてくれる整体が望ましい。

 

親知らずの抜歯をしてから不調をきたしてしまったという方は多くいます。

そんな方は歯医者でも対処しようがなく耳鼻科などにたらい回しされてしまい、なかなか改善しなくつらい思いをしているかと思います。

ですが、しっかりと身体を整えていくことで改善していける症状ですので、お悩みの方はいつでもご相談ください。

動画で見た方はコチラから

この親知らずを抜いてから顎、耳、首と不調が出てしまっている方へ

プロフィール画像

丸井恒介(まるいこうすけ)

出身地 東京
生年月日 1985年2月3日
国家資格 理学療法士
所属 IOAJ
(International Osteopathic Association of Japan)
経歴 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学
日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業
平成 25年医療法人社団河井病院勤務
平成 27年全日本オステオパシー学院卒業
平成 27年IOIAJ入会
ジム ジェラスD.O. トム シェーバーD.O. に師事
042-302-5447
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