
「首が痛くて吐き気までしてきた、、、」「首の痛みだけならまだしも吐き気も出てくると何か病気なのかなぁ」
「病院で検査したけどストレートネックだと言われて薬だけ処方された」
長時間のデスクワークやスマホ操作、運転など首の痛みが出てきて、さらに吐き気までしてくるときもある。
そんな首の痛みと吐き気でお悩みのあなたに本記事は書かれています。
首の痛みと一緒に吐き気までしてきたときにどうすればいいのか?
悪化させないための方法や、医療機関で原因が分からない時の対処法について解説していきます。
本記事の内容
本記事の内容
1.首が痛くて吐き気がある時は
2.首の痛みと吐き気を悪化させないために
3.首の痛みと吐き気はほぼ間違いなく○○神経の問題
まとめ
1. 首が痛くて吐き気がある時は
心配な場合はまずは医療機関に
首の痛みと吐き気が伴っている時はもしかしたら病気が潜んでいる可能性もあります。
ただ、医療機関に行って検査をしても原因が分からない時が多々あります。
多くの場合、「ストレートネックだからでしょう」と言われ薬を処方されるだけで終わりになってしまうこともあります。
もしくは内科→整形外科→脳神経外科というように診療科をたらい回しにされて検査漬けにされてしまう可能性もあります。
とりあえず脳に異常がないのであれば、そこでひとまず安心してください。
ほとんどの場合姿勢不良が原因
首に痛みが出てしまうのは日常生活の悪い身体の使い方から来ています。
首だけでなく骨盤や背骨など不良姿勢が癖になってしまっています。
これらの骨格の歪みや捻じれというのは医療機関の検査では検出されません。
例えば、猫背や腰が丸まっていたとしたら、頭への血流が不足してしまいますよね。
首→頭への酸素供給量が減ってしまうので、頭がフワフワする感じや吐き気が出てきてしまうのです。
こんな時はすぐに医療機関に
首の痛みに吐き気が伴っている時、場合によっては非常に重篤なことになっている可能性もあります。
首の筋肉が異常に硬直して、発熱や頭痛を伴う時は、髄膜炎や脳炎、くも膜下出血、脊髄の病気の可能性が考えられます。
上記のように発熱と頭痛を伴う場合はすぐに医療機関に向かうようにしてください。
2. 首の痛みと吐き気を悪化させないために避けたほうがいいこと
マッサージ
マッサージを受けて首の痛みと吐き気が悪化してしまった、、、という方が実は多いです。
首は繊細な部分ですし、首の痛みと吐き気が伴っている時に強い刺激を入れてしまうと身体は無意識のうちに防御してしまいます。
筋肉は固くなり、自律神経のバランスが乱れ、血流が悪くなってしまう。
そんな方が多いので、あなたも注意してくださいね。
ストレッチ
首の痛みをとるためにストレッチをして、逆に悪化してしまった。
マッサージと同様にストレッチも身体を痛めてしまう恐れがあります。
そもそも首が痛い時は首だけが原因ではないので、いくら首のストレッチをしても余り効果は得られないばかりか、無理にやりすぎてしまって余計に首を痛めてしまう方が多いです。
マッサージもストレッチもやらないほうがマシかもしれませんね。
何故かというと首は繊細な部分であり、吐き気へと影響する大切な神経が通っているからです。
3. 首の痛みと吐き気はほぼ間違いなく○○神経の問題
迷走神経の問題
あなたは「迷走神経」という神経をご存知でしょうか?
脳の脳幹から出ている副交感神経で頸部を通って左右に枝分かれして胃や腸など各種の内臓に分布します。
首の痛みに伴って吐き気がある場合、ほぼ間違いなく頸椎の歪み・捻じれがこの迷走神経を過剰に刺激してしまっている状態にあります。
ネッター解剖学図譜より
迷走神経の位置は図のようにちょうど首の横側にあります。試しにその辺を押したりグリグリしてみてください。
気持ち悪くなりませんか?
迷走神経に刺激が入っていたら不快感や気持ち悪さが必ず出てきます。
首に痛みがあってさらに吐き気がある場合はこの迷走神経が常に刺激が入ってしまっている状態だとお考え下さい。
頸椎の歪み・捻じれは身体全体から
迷走神経への過剰な刺激を抑えるためにも頸椎の歪み・捻じれの正常化をしなければいけません。
では、頸椎だけを調整すればいいのかというとそういうものでもないのです。
頸椎は身体全体の影響を受けます。
骨盤、背骨、その下の下肢、鎖骨や肩甲骨などの上肢、あらゆるところからの筋肉の緊張や筋膜の捻じれが影響していきます。
そういった部分を見ずして、いくら頸椎だけを何とかしようとしても無理なのです。
なので、本当にその身体の状態を改善したいのであれば、プロのオステオパスに身体を見てもらうことが一番早くて尚且つ安全だと思います。
薬の多用や食生活にも注意して
このように身体の歪み・捻じれが原因で首の痛みや吐き気が起きている時に薬を多用してしまうのは多くの副作用のリスクがあります。
それにいくら薬を飲んでいても首の痛みや吐き気が解消されることは永遠にないでしょう。
また、食生活にも注意してください。
良く多いのが、
コーヒーを普段からたくさん飲んでいませんか?
タバコを吸っていませんか?
睡眠薬を常用していませんか?
アルコールを摂りすぎていませんか?
こういったことは身体に悪いことはもちろん、自律神経系のバランスも崩します。
まずは普段の生活習慣の見直しをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
首の痛みに吐き気が伴っている場合、重篤な病気の可能性もありますので、一度医療機関に向かわれたほうが安心でしょう。
医療機関を受診しても薬を処方されて終わり、原因が分からない。
そのような時は当院がお力になれます。強く揉まない、伸ばさない、やさしいオステオパシー整体であなたの身体を正常化していきます。
この首の痛みと吐き気を書いた人

丸井恒介(まるいこうすけ)
出身地 | 東京 |
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生年月日 | 1985年2月3日 |
国家資格 | 理学療法士 |
所属 | 全日本オステオパシー協会 日本オステオパシー連合 IOAJ (International Osteopathic Association of Japan) |
経歴 | 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学 日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業 平成 25年医療法人社団河井病院勤務 平成 25年日本オステオパシー協会入会 平成 27年IOAJ入会 平成 28年府中オステオパシー まるちゃん整体院開業 |
趣味 | ピアノ、筋トレ、バドミントン |