【オステオパシー】整体・カイロプラクティックとどう違うの?

「オステオパシーって聞きなれない」
「他の整体と何が違うの?」
「どんなところが良いの?」

 

オステオパシーって聞いたことがあるけど、何が良いのか、何が違うのか良く分からないという方に向けて本記事は書かれています。

オステオパシーと他の整体やカイロプラクティックと何が違うのかが分かるようになります。

 

本記事の内容

1.オステオパシー=整体?
2.オステオパシーの特徴
3.オステオパシーの資格
まとめ

1.オステオパシー=整体?

オステオパシーの説明をする時「整体ですか?」と良く聞かれることがあります。

 

身体を整えるという意味では整体ですし、オステオパシーの技術は今の日本の整体の技術の源流にもなっています。

 

オステオパシーのテクニックではカイロプラクティックや他の整体がやっているように背骨をボキボキするような方法もあります。
もともとこのテクニックはオステオパシーの治療方法の一つだったものを他の人たちが取り入れて、誤って乱用しているように思えます。
(ボキボキするよりも他の方法のほうがより効果的で安全に行えると考えているため、私はこの方法はほとんど用いません)

2. オステオパシーの特徴

痛み、痺れなど身体の様々な不調で来られる方の中には、今まで他の整体やカイロプラクティック、AKA等にも通ったけど良くならなかったという方もいます。

 

そういう方の場合、例えば首や腰の関節を何度もスラスト(関節をボキっと鳴らす手法)を受けていて、関節自体が痛んで緩んでしまっています。

しかし、関節以外の組織、筋肉や筋膜、靭帯、神経の異常反射(このことはまた別の記事で書こうと思います)の問題が残ってしまっています。

 

このような状態では変に関節だけが緩んでしまっていて、逆に痛みやしびれなどの症状を悪化させてしまうこともあります。

 

オステオパシーの特徴はただ単に背骨の関節だけに重点を置くのではなく、そこにある全ての組織(筋肉、筋膜、骨、関節、靭帯、血管、リンパ、神経)の状態を見て、症状の原因を探していきます。

 

そして、大事なのは身体全体のバランスです。

ただ単に背骨といってもそこには生理的湾曲(S字のカーブ)があります。

本来あるカーブを無視していたずらに背骨をボキボキ矯正したところで効果は得られません。

骨盤もそうです。

 

骨盤の歪みや捻じれは身体に大きな影響を及ぼします。しかし、その骨盤を歪ませてしまっているのは何なのかを見ていく必要があります。

人によっては足部に原因があるかもしれません。膝かもしれません。腰に問題を抱えているかもしれません。頭蓋骨の歪みが骨盤の歪みに影響しているかもしれません。それらの部分が影響して骨盤を歪ませていたとしたら、ただ単に骨盤を矯正したところで元に戻ってしまうでしょう。

 

このように身体全体を見る哲学を持っている。それを踏まえて身体の治療に当たるのがオステオパシーになります。

 

風邪に対するアプローチの例

また、一般的な医療とオステオパシー医学でのアプローチの違いを簡単に風邪の治療で例を見てみます。

 

一般の医療では薬で咳止めや抗生物質、抗炎症薬などで症状に対しての治療を行います。

 

一方オステオパシーでは全体治療をモットーにしています。

 

風邪は患者さんの抵抗力が低下したときに起きます。
オステオパシーでは患者さんが本来持っている自己免疫力を最大限に引き出し、患者さん自身に風邪を治させるように働きかけます。

 

例えば上位肋骨に施術を行い第1~第6胸椎の交感神経幹に働きかけ、活発になっている交感神経を抑制します。
また翼口蓋神経節に対して施術を行い、副交感神経を刺激し、鼻腔から口腔にかけての粘膜の働きを正常に戻すことに努めます。

 

リンパの流れが悪くなっているとウイルスと戦う白血球の防衛機能が低下してしまうので、施術によって緊張した筋肉、捻じれた筋膜や横隔膜を正常化し、リンパの流れの改善を図ります。

 

このように身体にもともと備わっている免疫機構を最大限発揮できる身体にし、患者さん自身が病気に打ち勝つ助けをすることがオステオパシーの役目です。

 

 

3.オステオパシーの資格

実は「整体」というと国家資格ではなく、それぞれの整体学校が独自で発行している、いわゆる「民間資格」になります。

 

では、オステオパシーはどうかというと、これもやはり日本では国家資格にはなっていません。

 

しかしながら、WHO(世界保健機関)において代替医療として正式に認められています。

 

 

日本ではカイロプラクティックは良く聞かれるようになり、アメリカの学校を卒業したという方も少なくないです。
しかし現在日本にアメリカのオステオパシー医科大学を卒業したという人は、私の知っている限りでは、私の先生の一人である森田博也D.O.しかいません。

 

 

アメリカではカイロプラクターになるよりもオステオパスになるのが格段に難しいからです。

 

 

 

D.C(ドクター・オブ・カイロプラクティック)、D.O(ドクター・オブ・オステオパス)どちらもドクターとつきますが、少し聞いた話だと、D.Cは医療機関には入れないみたいですね。

日本の整体で一般の方たちにカイロプラクティックをやっている人たちが医療機関に入ることができないのと同じような位置づけみたいです。(間違っていたらごめんなさい)

 

一方D.Oは医療機関に入ることもできるし、施術だけでなく、投薬や手術なども処方することができます。
完全な医師として認められているので、アメリカではオステオパスになるのがとても大変なのです。

 

 

 

日本の現状


日本では国家資格としてオステオパシーは存在しません。

オステオパシーの各団体がそれぞれに民間資格として資格を与えています。

MRO-Jもその一つになります。

 

 

また、最近では紛らわしくD.Oといって(ディプロマ・オブ・オステオパシー)というような感じでドクターではなくディプロマ(卒業証明)をD.Oと同じ略称で使ったりしていることもあります。

一見するとドクターなの?と思いがちですが、そんなことはありません。

米国でドクターを取った場合、日本に帰ってきてもそれが医師免許としては通用しないので意味がないのです。だから、米国でD.O(ドクター・オブ・オステオパス)を取得した方は日本に戻って開業するなんてことはしません。

 

 

 

 

では、日本では民間資格だから余り信用性がないのでは?と思いがちですがあながちそうでもないのです。

 

 

オステオパシーを学ぶ団体はいくつかありますが、そのほとんどが受講条件として医療系の国家資格を所有していることを上げています。

ここでいう国家資格とは医師、看護師、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師などのことです。

 

日本でオステオパシーの国家資格がない以上、日本の制度に合わせた上で受講条件を決めています。

 

オステオパシーは医師が行っているものです。なので、解剖学や生理学をはじめとして膨大な医学的知識が必要とされます。そのための基礎として国家資格を持っていることが重要視されています。

 

日本では国家資格を持たずともオステオパシーを学べる機関がありますが、ごくわずかです。

 

 

オステオパシーの施術は解剖学と生理学に基づき、触診能力を高めることにより可能になります。そのためには膨大な学習と訓練が必要とされているのです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
オステオパシーは単なる整体ではなく、医学的知識をベースとしてさらに解剖学や触診能力を磨いて行われているものなのです。
日本では国家資格として認められていないものの、オステオパシーを学ぶには国家資格を持っていることが前提とされているところが多いです。
オステオパシーが信頼できるものだと少しでも思って頂けたら幸いです。

この【オステオパシー】整体・カイロプラクティックとどう違うの?を書いた人

プロフィール画像

丸井恒介(まるいこうすけ)em5

出身地 東京
生年月日 1985年2月3日
国家資格 理学療法士
所属 全日本オステオパシー協会
日本オステオパシー連合
IOAJ
(International Osteopathic Association of Japan)
経歴 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学
日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業
平成 25年医療法人社団河井病院勤務
平成 25年日本オステオパシー協会入会
平成 27年IOAJ入会
平成 28年府中オステオパシー まるちゃん整体院開業
趣味 ピアノ、筋トレ、バドミントン
042-302-5447
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