ストレッチ、体操などセルフケアをする時の注意点

「色々なストレッチがあるけど、このやり方であっているのかなぁ」「この体操をすると痛みがでるんだけど痛くても腰痛がなくなるなら続けてみようかな」「このセルフケアを始めてから痛みが酷くなったけど、良いって言われているから続けたほうがいいのかな」

 

ストレッチや体操など様々なセルフケア方法があります。私も比較的安全に行えるものを選んで紹介させて頂いております。
そんなセルフケアですが、間違ってやってしまって逆に痛めてしまう、悪化してしまうという方がいらっしゃいます。

 

せっかくのセルフケアで身体を痛めてしまうなんて勿体ないです。
どうしたら正しくセルフケアが行えるのか、どういう点に注意して行えばいいのかを解説していきます。参考にしていただければ幸いです。

 

この記事を書いている私はオステオパシー歴7年、臨床歴9年、理学療法士【国家資格】を取得しており、総合病院で3年間勤務経験があります。更年期に伴う不調の方を改善してきた実績がありますので記事の信頼性に繋がるかと思います。


動画でも解説していますので、宜しければご視聴ください。

痛みが出るならやらない


まず一つ目、「痛みが出るならやらない」です。

 

 

「セルフケアをしてみて痛みが出るけど、動画や本でやった方が良いって言っているからやる」
ではいけません。しっかりと身体の声に耳を傾けましょう。

 

痛みが出る=身体に負担がかかっている

 

ということです。

 

その状態でそのセルフケアを続けてしまうと、身体に負担をかけ続けてしまっているということになります。その結果痛みが悪化してしまうのです。

 

痛みがあるということは身体からその方法は危険ですよと訴えていることなので、注意してください。

「痛みが出るならやらない」
これが一番です。

 

 

どんな方法でも万人に合う方法なんてありません。
あなたのお身体の状態に合っていないセルフケア方法かもしれません。

 

私自身たまにセルフケアの動画や方法をお伝えしたりしていますが、比較的安全で万人向けの安全なものを選んでいるつもりです。
ただ、それがあなた自身の今のお身体の状態に合っているかどうかまでは分かりません。
当院でお身体の状態を見させて頂いている方は自身を持ってお伝え出来るのですが、動画等だけしか見ていない方のお身体の状態までは分かりません。

 

なので、エクササイズをして痛みが出るようであればそのエクササイズは行わないようにしてください。

自分の身体が訴えてくれている痛みと言う信号を大切に捉えてくださいね。

 

やりすぎない(回数)


早く良くなりたいからと言って、そのセルフケアを1日に何度もやってしまう方がいます。

何事もそうですが、やりすぎは身体に毒です。

回数を多く行えば良いってものでもないし、早く良くなるものでもありません。

 

同じところばかりを何回もストレッチや体操を行っていると必ず身体のバランスが崩れてしまいます。

1日に同じセルフケアを4回以上行っている方は注意してくださいね。

身体が回復するには適切な回数と休息が大切です。

 

無理して行わない(強度)


これもよくある間違いの一つです。
ストレッチや体操の強度を強くしてしまっていると起こります。
いわゆる伸ばしすぎです。

 

ストレッチは適切な負荷量で行わないと、逆に筋肉や腱、関節を痛めてしまいます。

本や動画、インターネットで乗っているようなストレッチをやっている人たちはみんな身体が柔らかいです。
そこに近づけようと思って、自分の身体の状態を無視して頑張ってしまい逆に痛めてしまうという方が多いですね。

 

まず、ストレッチも痛みが出ているようであれば、それはやりすぎです。

少し伸びているのを感じているな、物足りないなくらいで十分ですからそこからゆっくりと優しく始めてください。

コツコツやっていれば徐々に可動域も広がっていくでしょう。

 

一瞬で、、、○○するだけで、、、たった30秒で、、、


一瞬で腰痛を解消するストレッチ
坐骨神経痛を○○するだけで解消
たった30秒で膝の痛みを取る

 

といったような文言をよく見かけるかと思います。
これらは全てあなたの注目を集めるためだけに使われていて、真実ではありません。

そんなに身体は単純ではないし、簡単に良くなるものでもありません。

 

地道にコツコツと必要なことを行えた人が良くなっていきます。
こういった文言に騙されないようにしてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたか?
セルフケアがうまく行かない方、セルフケアをして痛みが悪化してしまう方はまずその方法が自分にとって正しいのか、正しいやり方で出来ているのかを見直してみましょう。うまく行っていない時は必ず何かしらの間違いがあるはずです。痛いのに無理して行うというのはやめにして、しっかりと身体の声を聴いてあなたの身体に合う方法を選んで頂けたらと思います。

このストレッチ、体操などセルフケアをする時の注意点を書いた人

プロフィール画像

丸井恒介(まるいこうすけ)

出身地 東京
生年月日 1985年2月3日
国家資格 理学療法士
所属 全日本オステオパシー協会
日本オステオパシー連合
IOAJ
(International Osteopathic Association of Japan)
経歴 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学
日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業
平成 25年医療法人社団河井病院勤務
平成 25年日本オステオパシー協会入会
042-302-5447
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