
ひどい神経痛にお悩みの方へ
「腕にひどい神経痛としびれが出ていてどうしようもない」「ふくらはぎがピリピリズキズキ痛んで整体に行っても全然良くならない」「痛み止めの薬は貰えるけど痛くてしょうがない、どうしたらいいの?」
今までなかったひどい神経痛が出てしまうと、パニック状態になってしまうし、治るのかどうか分からなくて不安になってしまいますよね。
医療機関に行ってヘルニアとか分かったけど結局痛み止めの薬を出されるだけで痛みが取れない、整体に行って動かされたら余計に悪化してしまった。
このような方が多いのではないかと思います。
神経痛が出てしまっているのはどういう状態なのか、ひどい神経痛が出てしまっている時にしてはいけない事、あなた自身ができることをお伝えします。参考にして頂けたら幸いです。
本記事を書いてる私はオステオパシー歴7年、臨床歴9年、理学療法士(国家資格)を取得しており、総合病院で3年間の勤務経験があります。最低限の医学的知識や経験は有していると思うので記事の信頼性に繋がるのではないかと思います。
本記事の内容
動画でもお伝えしていますので、お時間がある時にご視聴ください。
ひどい神経痛が出ている時って身体はどうなっているの?
ひどい神経痛が出ている時というのは、神経に対して負担がかかってしまい、神経周囲の組織が炎症を起こしてしまっている状態です。
筋骨格系の歪み・捻じれが原因となって関節に負担がかかり、神経系にもダメージが加わります。
頸椎の神経に負担がかかるようであれば、腕や手、肩甲骨辺りに痛みやしびれが出るでしょう。病院に行くと頸椎ヘルニアや胸郭出口症候群と診断されるかもしれません。
腰椎の神経に負担がかかれば、腿やふくらはぎに痛みやしびれが出る可能性があります。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されるかもしれませんね。
いずれにしてもひどい痛みが出始めた時というのは神経系に負担がかかってしまうような身体の歪み・捻じれに問題があります。
その結果、神経周囲の組織、神経周膜、靭帯、筋膜、筋肉組織などが炎症をおこして神経に沿ってひどい痛みが出てしまっているのです。
ひどい神経痛が出ている時にしてはいけないこと
ひどい神経痛は神経周囲の組織に負担がかかり、痛んで、炎症を起こしている状態です。
その状態で絶対にしてはいけないことがあります。
ストレッチ
Youtubeの動画をみるとしびれを解消するストレッチとか見つかるかもしれません。でも、それは絶対に行わないでください。痛いから伸ばすというストレッチはひどい神経痛が出ている時はやめてください。
身体の歪み・捻じれが解消されていない状態で無理にストレッチをしてしまうと、ただでさえ炎症を起こし痛んでいる神経に余計な刺激が入り痛めてしまいます。
過剰な刺激が入ると神経系は余計に興奮を起こし痛みやしびれが増してしまうので無暗にストレッチを行うのはやめましょう。
マッサージやボキボキ、グイグイ押す強い整体・整骨院
ひどい神経痛が出ている時に、このような整体やマッサージ屋さんに行くことはないと思いますが、痛みを取りたくて整体や整骨院に行ってグイグイ揉んだり、ボキボキしたり、ストレッチをするようなところは避けてください。
理由はストレッチの時と同様です。
この時期に無理に身体を動かそうとしても、身体はちゃんと反応しないし、痛いから防御反応を示しますので余計に緊張が増して身体は硬くなります。
無暗な刺激は神経系に負担を与えます。
症状が変わらないだけならまだしも、下手をすると悪化してしまう方もいますので注意が必要です。
当院でも他の整体・整骨院に行ってみたけど痛みが増してしまったり、全然変わらないから来たという方がたくさんいます。
痛み止めの薬を飲む
神経痛が出ているというのは、身体があなたに「神経に負担が掛かってしまっているよ」というサインを出していることになります。
そのサインを無視して痛み止めの薬で誤魔化していると、知らぬ間に神経に負担をかけていることが続いてしまいます。
当院に来られる方にはできるだけ痛み止めの薬は避けるように伝えています。
神経からのサインを見過ごして、神経系に負担をかけてしまうことの方がよっぽど回復を遅らせてしまうからです。
ひどい神経痛が出ている時にあなたが出来ること
ポイントとなるのは神経に負担を与えない状態を作ってあげることです。
神経痛が出ているということは、ただそれだけで神経に負担が掛かり続けていることを意味しています。
神経痛がでない・緩和する姿勢を探してあげてください。
手や腕の神経痛であれば、首を曲げたりすると痛みが軽減しませんか?
仰向けになる時も枕を高くして出来るだけ首を曲げた状態を作ってあげましょう。
腿やふくらはぎに神経痛が出ている時は、身体を丸めてあげると痛みがなくなりやすいです。
横向きになって身体を丸めたりしてみてください。それで痛みが減ったり、なくなっていれば正解です。
神経痛がなくなる・緩和する姿勢を探してあげてください。
そして、落ち着くまでその姿勢でいてあげてください。
痛みが大分緩和したなと感じたら、姿勢を変えたり、動いてください。
そうしているうちにまた痛みが出てきますから、そうしたらまた痛みのない姿勢に戻ってください。
できるだけ神経に負担を与えないように過ごしてください。
そして、早めにひどい神経痛が出ていてもアプローチできる施術者がいるところに行きましょう。
できるだけソフトな整体で身体全体を見てくれて、神経痛に対しても知識や経験があるところが望ましいです。
まとめ
いかがでしたか?
ひどい神経痛が出てしまうと痛くて不安になってしまいます。
そんなときに無理に身体を動かすようなストレッチや整体をしてしまうと余計に神経に負担を与えてしまいますので注意してください。
あなた自身ができることは出来るだけ神経痛が出ない姿勢を探すことです。そして早めにひどい神経痛でもアプローチできる整体に行くことが改善の早道です。
私もそのような方はたくさん見てきて改善してきた実績がありますので、ひどい神経痛にお悩みの方はいつでもご連絡ください。
このひどい神経痛が出ている時は無理に動かさないこと【腕、もも、ふくらはぎ】を書いた人

丸井恒介(まるいこうすけ)
出身地 | 東京 |
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生年月日 | 1985年2月3日 |
国家資格 | 理学療法士 |
所属 | 全日本オステオパシー協会 日本オステオパシー連合 IOAJ (International Osteopathic Association of Japan) |
経歴 | 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学 日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業 平成 25年医療法人社団河井病院勤務 平成 25年日本オステオパシー協会入会 |