医者に「手術しかない」と言われたテニス肘の改善経過

今回は実際に当院に来られているクライアント様についてお伝えします。
テニス肘が悪化して医者に「手術しかない」と言われていた方です。

 

ご本人が肘の様子の経過を写真で撮影されていて、その画像をご本人から許可を頂いて掲載させていただきます。

 

・注射をしてもテニス肘が何度も再発してしまう。
・病院でリハビリをしているけども良くなる気配がない。
・肘が伸びなくなってきてしまった。
・医者に「手術しかない」と言われている。
・少し動かすだけでも肘が痛くて日常生活も困っている。

 

このようなテニス肘の症状でお悩みの方はぜひ参考にしてみて頂ければと思います。

 

※効果には個人差があり、全ての方に効果を立証するものではありません。

 

この記事を書いている私はオステオパシー整体歴9年、理学療法士【国家資格】を取得しており、総合病院で3年間勤務経験があります。
病院では原因が分からないと言われた痛みや不調の方を改善してきた実績がありますので記事の信頼性につながるかと思います。

 

当院に来院するまでの経歴

まずはどのようにテニス肘を発症したのか、どのような経緯をたどって生きたのかをご本人のメモも合わせて紹介します。

2018年2月 仕事中にテニス肘を発症

段ボールにぎっしり詰まった書類を指の力だけで引き上げる作業を1日中する×2週間
(1日目から腕が痛くなった)

痛みの症状
腕を伸ばした状態で紙1枚持つのも痛い
リモコンでボタンを押すのも痛い
牛乳パック1リットルが右手で持てない

 

5月24日 整形外科にてステロイド注射をして完治

 

2019年1月 仕事中にテニス肘を再発

ひたすらマウスを使う入力作業
1日700件同じ作業を繰り返す。
治っていた右腕がすぐに痛くなる。
腕にバンドをしながら4か月我慢する。

 

痛みの症状
マウス作業中腕全体が痛い
机に置いてた腕を降ろすときに痛む
とにかく曲げ伸ばしが痛い

 

4月27日 整形外科にて再度ステロイド注射にて完治

 

11月 仕事中にテニス肘を再発

マウス多めの入力作業2時間しただけでまた右腕が痛くなる
痛みの症状は前回と同様

 

2020年1~2月 スポーツ整形外科にてリハビリと体外衝撃波3回するもほとんど改善せず

医者からは肘の腱が所々断裂していて、リハビリや体外衝撃波の治療をしても治らないから手術しかないと診断された。
毎日シップと腕にバンドをして生活

 

現在の症状
右腕が伸ばせられない。伸ばして物がつかめない
歯磨きの動作でも痛い
パソコンのマウス操作は一切無理
右腕が常に重い感じがする

 

2020年7月に紹介で当院に来院される。

 

テニス肘改善の経過


肘の伸びる具合の変化は上の図の通りです。

 

施術を始めたのが7月からです。
施術をし始めて1~2か月はそれほど肘にも変化が見られません。
少し痛みが減ったかな程度でした。

 

3か月ほど経った2020年10月ごろにご本人も自覚できるほど肘が少しずつ伸びるようになっていき、痛みも軽減していきました。

 

2020年12月ごろ肘は伸びてきて、痛みもなくなってきたけど、字を書いたりすると痛みが出てしまうという状態でした。特に複写式のものに書くと(筆圧を強くしなければいけないため負担が増す)肘の痛みが強く出てしまっています。

 

2021年4月には肘がしっかりと伸びるようになっていき、普段の日常生活を送るうえで痛みが出るということはほぼなくなりました。
字を書くのも痛みなく行えることが多くなったが、複写式のものに書くのは12月よりも書ける量は多くなったものの、まだ痛みは出てしまう状態です。

 

現在も施術を1~2か月に1回継続中です。

 

施術の頻度

最初の2か月は2週間に1回の施術。
症状が軽減していくにつれて3週間に1回、1か月に1回と施術の間を伸ばしていきました。

 

 

考察

来院当初の肘の状態は、肘が曲がったまま固まっており、少し動かすだけでも痛みがでてしまう状態でした。上腕二頭筋の腱も緊張していて、無理に伸ばすこともできません。

なぜ、こんなにも固まってしまったのか考えてみる必要があります。

 

なぜ、肘がこんなにも固まってしまったのか?


ステロイド注射は強い炎症を抑える作用があります。
最初の2回はステロイド注射で治まっていたものの、繰り返しの強い負荷によって再度県や組織が痛んでしまっていました。また、注射をしすぎていても肘には良くありません。注射自体が肘の腱組織を痛めてしまう恐れがあります。

 

痛みや負荷が重なった状態で肘の腱が痛み、そこで無理にリハビリを行ったせいで筋肉が過緊張を起こしてしまった可能性も考えられます。

 

体外衝撃波治療への疑問


今回お話を伺っていて、一番疑問に思ったのは体外衝撃波治療です。

 

以下体外衝撃波治療の説明文です。

引用
足底腱膜炎やテニス肘など 痛みの緩和をめざす体外衝撃波治療|ドクターズ・ファイル
三軒茶屋整形外科・スポーツクリニック

 

「体外衝撃波治療は、衝撃波を皮膚の上から患部に照射する整形外科では新しい治療法です。もともとは腎臓結石などに対し以前から用いられていた治療法を応用したもので、ご存じの方も多いかと思います。欧米ではスポーツ選手を中心に、安全性に配慮した低侵襲な治療法として広く用いられているといわれています。この方法では、衝撃波によってあえて組織を損傷させることで痛みを感じとる神経を破壊し、新生血管などの組織の修復を促していきます。」

 

とあるのですが、今回クライアント様が体外衝撃波治療を受けた時の感想が物凄く痛くて悲鳴を上げてしまうほどだと仰っていました。

 

腱が所々断裂し組織が傷ついているところに衝撃波を当てることは物凄い痛みを発生させてしまうのでしょう。
衝撃波によってあえて組織を損傷させると書いてあるので、衝撃波によって組織がさらに痛み、傷つき、腱や周りの筋肉組織が緊張してしまった結果肘が固まって伸びなくなってしまったのだと推察されます。

 

一応説明では組織を破壊して新しく再生を促すとありますが、今回のように非常に痛みが出てしまうケースには組織の修復を促すどころかかえって逆効果になるのではと私個人としては考えています。

 

良かったこと


今回良かったことは施術の期間中にご本人が無理に肘を使うことなく負担をかけないでいられたことです。

職場での理解があったため、肘に負担のかかる作業は他の人に代わってもらえたりしたというのが大きいです。

もし、肘を休ませることなく痛みがあっても無理に肘を使っていたら、傷んだ肘の組織の回復は遅れてしまうもしくは回復してこない可能性もあったかもしれません。

肘に無理をかけることなく、また現在もご本人がそれを継続していて、肘の負担をコントロール出来ているという点がプラスに働いているかと思います。

 

また、動画でよくある「テニス肘のセルフケア方法」で肘に対してご自身で何かをしなかったことも良かったかと思います。
YouTubeの動画で挙げられているケア方法は肘に対して何かアプローチするものばかりです。ですが、今回のケースの場合肘の組織が痛んでしまっているので、変に肘に対して何かをしてしまうと余計に組織の損傷を助長させかねません。

 

まとめ

・テニス肘でステロイド注射2回、リハビリ、体外衝撃波治療をしてもダメで手術しかないと言われていた。
・体外衝撃波治療が悲鳴を上げるほど物凄く痛かった。
・施術開始して2か月ほどは肘の変化は大して起こらなかった。
・ご本人が肘に負担のかかることを避けるようにコントロール出来ていた。
・現在は日常生活にほとんど支障がなく過ごせるようになったが、まだ痛みが出る時もあるので施術は継続中

 

いかがでしたか?
もしあなたも同じようにテニス肘にお悩みで、病院に行ってリハビリや注射、体外衝撃波治療などを受けても改善しないのであれば、今回の記事が少しでも参考になっていたら嬉しいです。

テニス肘は手術したとしても、痛みが残っていたり、また再発してしまう方が多いようです。
そうならないためにも、身体全体のバランスを見直すということを考えて頂けたらと思います。
テニス肘がなかなか改善せずお悩みの方はいつでもご連絡ください。

 

この医者に「手術しかない」と言われたテニス肘の改善経過を書いた人

プロフィール画像

丸井恒介(まるいこうすけ)

出身地 東京
生年月日 1985年2月3日
国家資格 理学療法士
所属 IOAJ
(International Osteopathic Association of Japan)
経歴 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学
日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業
平成 25年医療法人社団河井病院勤務
平成 27年全日本オステオパシー学院卒業
平成 27年IOIAJ入会
ジム ジェラスD.O. トム シェーバーD.O. に師事
042-302-5447
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