背中の痛みは猫背・側弯から

「猫背とは昔から言われているけど、最近背中の張りがひどく痛い」「パソコン作業中に背中が痛くなってしまい仕事に集中できない」「整形外科に行ってみたけど、安静にしてくださいとしか言われなかったしどうしよう」

 

東京都府中市で背中の痛みでお悩みの方。
背中の痛みが内臓に起因していない時、その痛みの原因は猫背や側弯による背骨の歪み・捻じれから来ている可能性があります。
(内臓が原因で背中に痛みが出ていても背骨の調整は必要になりますが)

背骨の細かな歪み・捻じれから背中の痛みが起きている場合、いくら整形外科で湿布や電気治療を行ったとしても残念ながら改善は見られないでしょう。
当然のことながら安静にしていたら改善するというものでもありません。
背骨の歪み・捻じれを正す必要があります。

 

なぜ猫背や側弯から背中の痛みが出てしまうのか、普段から注意すべき姿勢、どうしたら改善できるのかを解説していきます。
背中の痛みにお悩みの方は参考にしていただければ幸いです。

なぜ猫背や側弯から背中の痛みが出てしまうのか

猫背や側弯は背中に痛みを出す原因となります。
側弯と言うとひどい背中の歪みや特発性側弯症などを思い浮かべるかもしれませんが、軽い側弯や機能性側弯症といったものは実は多くの人がお持ちです。それは普段の悪い姿勢や習慣から作り上げられるものです。整形外科でレントゲンを撮影すると「少し曲がっていますね」と言われたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

猫背

例えば、猫背をみてみましょう。
下の図が分かりやすいです。

猫背の場合は背中が丸まっています。
そのため、背中の筋肉は常に引き伸ばされた状態にあります。軽いストレッチ状態ですね。だから、痛みや張りを感じてしまうのです。

側弯


側弯も同様で曲がって伸びてしまっている部分に張りや痛みを感じやすいですが、逆に縮まっている側も筋肉の緊張や血流不全が生じて痛みが出ることもあります。
側弯に関しては痛みの出方がケースバイケースですが、いずれにしても姿勢不全による筋肉の過緊張が伴って痛みを引き起こしています。

猫背にしても側弯にしても背骨が歪み・捻じれているということはそれに関連している部位、肋骨、横隔膜、胸骨、骨盤などあらゆるところが影響してしまっています。

 

自律神経

背骨は自律神経の通り道になっていますので、背中の痛みは交感神経に影響を与えます。長期的に背骨の歪み・捻じれを放置していると内臓に不具合を生じてしまうかもしれません。また、交感神経が緊張している状態は血流が乏しくなります。

これがまた痛みを出やすく治りづらい状態にしてしまう原因です。

背中が痛いと言ってもむやみやたらに背中を伸ばしたり押したりしない方が良いのはこういった神経系の影響があるからです。

 

普段から注意すべき姿勢

猫背や側弯によって背中が痛くなってしまっている人は普段から悪い姿勢の習慣をしてしまっていて、それが普通になっています。
まずは、そこに気づくことから始めましょう。
どんな姿勢がいけないかというと
こんな姿勢たちです。



このような姿勢は骨盤を歪ませ、背骨に歪み・捻じれを与えます。背中が痛いという方はまずは普段の自分の姿勢を見直してみましょう。

 

どうしたら改善できるのか?


一番はしっかりと背骨の歪み・捻じれを解消させることです。
それからあなた自身では気づいていない普段の悪い姿勢や習慣を指摘してもらって、修正する努力をしましょう。

背骨のみならず、全身を見て自律神経を緊張させないように優しく身体を調整できる知識と経験を持ち合わせている整体を頼ると良いでしょう。

むやみやたらとマッサージやボキボキするところは避けてください。
ボキボキは矯正でもなんでもないですからね。

 

放っておくのが一番まずい


放っておいたら治るだろうとあなたは思うかもしれません。
もしかしたら一時的に痛みがなくなるかもしれません。
でも、身体の状態は何一つ変わっていません。
普段の悪い習慣も変わっていません。

 

そのまま放っておくとどうなるでしょう?
徐々にあなたの身体を蝕んでいくかのように身体の歪み・捻じれが増していきます。
もちろんあなたはそれに気づけません。

 

いずれ背中の痛みだけではなく、肋間神経痛のように鋭い痛みや、手にしびれが出たり、痛みの範囲が背中だけでなく腰や首にまで広がってしまうことでしょう。

 

今、背中が痛いという方はもうすでに腰や首が痛いかもしれませんね。
そんな方は早めに身体をケアしてくださいね。
放っておけばおくほど身体の修理にかかる時間が増えてしまいますから。

 

まとめ

いかがでしたか?
内臓に原因がない場合、背中の痛みは猫背や側弯からきています。
ほとんどの場合、普段の悪い姿勢や習慣が積み重なって起きています。
本記事で紹介したような姿勢は極力避けるようにしてくださいね。
背中の痛みをしっかりと改善したいという方はいつでもご相談ください。

この背中の痛みは猫背・側弯からを書いた人

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丸井恒介(まるいこうすけ)

出身地 東京
生年月日 1985年2月3日
国家資格 理学療法士
所属 全日本オステオパシー協会
日本オステオパシー連合
IOAJ
(International Osteopathic Association of Japan)
経歴 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学
日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業
平成 25年医療法人社団河井病院勤務
平成 25年日本オステオパシー協会入会
平成 27年IOAJ入会
平成 28年府中オステオパシー まるちゃん整体院開業
趣味 ピアノ、筋トレ、バドミントン
042-302-5447
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