
「背中に刺すような痛みを感じる、、、」
「痛くて仕事にならない、、、」
「マッサージやストレッチをしたら少し楽になるけど、またすぐに痛む」
そんな肋間神経痛でお悩みのあなたに本記事は助けになります。
肋間神経痛になってしまう普段の身体の使い方や注意点、そして肋間神経痛を改善するために効果的な体操を3つお教えします。
本記事の内容
本記事の内容
1.肋間神経痛を改善するには
2.効果が出る体操3選
まとめ
この記事を書いている私は、オステオパシー歴6年、臨床歴8年。
国家資格である理学療法士を持っていて、病院での勤務経験もあります。
実際に当院に来られる方にも指導している体操法ですので、ぜひあなたも試してみてくださいね。
1. 肋間神経痛を改善するには
肋間神経痛になる人の特徴
肋間神経痛になりやすい人は必ずと言っていいほど悪い姿勢の癖があります。
例えば常に猫背気味で車を運転していたり、デスクワークをしていたりします。
また、片方の机に寄りかかり気味になっていたりします。
このような不良姿勢によって背骨や肋骨の関節にズレや筋膜の捻じれが生じます。
それが肋間神経痛の原因になっていることが大半です。
悪い習慣の見直し
なので、まずあなたが普段どんな姿勢をしているのかというのを見直してみてください。
そうでないと、いくら体操をしても不良姿勢を続けているようでは改善が見込めないからです。
肋骨の問題は癖になりやすい
肋骨の捻じれや肋骨と背骨の関節のズレは癖になりやすいです。
良くなったと思っても再発しやすいのはこのためです。
背骨や肋骨は胸郭の一部で様々な組織と関連しています。
なので、胸郭全体のバランスを良くしていく必要があるのですね。
普段の不良姿勢の習慣の見直しと、これから紹介する体操を根気よく行って頂ければ、肋間神経痛の改善が見込めますのでぜひ試してみくださいね。
肋間神経痛に効果的な体操3選
肩回し
まずはウォーミングアップとして肩回しを行いましょう。
前まわしを10回
後ろ回しを10回
呼吸に合わせて肋骨を大きく動かすように回してください。
フルフォード体操
この体操は肩や胸周りの筋肉の緊張を取り、肋骨を広げてくれます。
足は肩幅くらいに開き、両手を水平に広げましょう。
ポイントは左手だけ手の平を上に向けます。
この状態のまま、ゆっくり深呼吸して1分半ほど行います。
終わる時は息を吸いながら両手を頭の上で合わせます。
その後息を吐きながら手を下ろします。
最初は1分半で構いませんが、出来るようになってきたら2分、3分4分と時間を伸ばしていきましょう。
ただ、無理はしないでくださいね。疲れて水平に上げている腕が落ちてきたらその時点で終わりにして構いません。
深呼吸体操
壁に踵、お尻、背中、頭をしっかりつけた状態で、深く息を吸いながら手を頭の上まで上げてバンザイしていきます。
そして息を吐きながら手を下ろしていきます。
この時、壁につけていたお尻や頭が壁から離れないようにしてください。
ゆっくり10回行うといいでしょう。
この体操もまた肋骨周りの筋肉の緊張を取り、肋骨を広げてくれます。
動画でも紹介していますので、ぜひご覧になってください。
まとめ
いかがでしたか?
肋間神経痛の原因となっている背骨と肋骨の関節のズレや歪み・捻じれは癖になりやすく普段の姿勢の見直しと共に体操をしていくことで改善が期待できます。
ただし、やはり肋骨や背骨の歪みは癖になりやすいので、1日2日でこの体操をやめるのではなく、1週間、2週間、1か月、2か月と毎日根気よく続けていただく必要があります。
もう、そんなに悠長なことは言っていられない。早く痛みを改善したいという方は当院までご相談ください。
身体を見て、的確に肋骨と背骨の関節のズレ、胸郭の筋膜の捻じれを解消していくほうが回復は断然早いです。