
「更年期障害で腰痛になるの?」「更年期になってから腰が痛くてぎっくり腰を繰り返すようになってしまった」「整形外科に行って検査をしても異常がないって言われてしまう」「骨盤矯正に行ってみたけど腰痛が取れない」「婦人科に行って薬をもらったけど痛みが改善しない」「薬ばっかり飲んでいても良くならないし、何かいい方法はないかなぁ」
東京都府中市で更年期障害に伴う腰痛でお悩みの方へ
更年期になってから腰痛がひどくなってしまった、腰が重くてしょうがない、整形外科や婦人科に行ってみたけど、なかなか改善しないという方もいらっしゃいます。
そんな更年期障害に伴う腰痛について解説していきます。
本記事を読むことで、更年期障害に伴って腰痛が起きてしまうのか、整形外科や骨盤矯正、薬を飲んでも腰痛がなかなか改善しない理由、更年期に伴う腰痛を改善するために必要なことが分かるようになります。参考にして頂ければ幸いです。
この記事を書いている私はオステオパシー歴7年、臨床歴9年、理学療法士【国家資格】を取得しており、総合病院で3年間勤務経験があります。更年期から出てきてしまった腰痛の方でも改善してきた実績がありますので記事の信頼性に繋がるかと思います。
本記事の内容
更年期障害で腰痛になるの?
まずは一般的な見解から言って、更年期障害=腰痛になるとは言えません。
更年期になったからと言って誰しもが腰痛になる訳ではないということです。
もちろん更年期に伴うホルモンバランスの低下で身体に変化が起きますが、それだけが原因とは言えないという見解がほとんどです。
腰痛になるには何かしらの原因があります。
それは身体の歪み・捻じれだったり、筋肉の過緊張だったりします。
腰痛は様々な原因が絡み合って起こっていますので、詳しくは下記記事を参考にしてください。
また、女性の場合子宮や卵巣の状態から腰痛が出ることもあります。
更年期に腰痛が出てしまう時は婦人科疾患が影響している可能性もあります。

生理時に腰痛がひどい、婦人科疾患を抱えていて腰痛もひどいという方に、
腰痛と子宮・卵巣の関係を解説し、普段からどうケアをすれば良いのかをお伝えします。
こんな人が更年期になって腰痛が出やすい
あなたは若いころに腰を痛めた経験はありませんか?
普段から猫背になっていませんか?
首のコリや痛み、肩コリを感じていませんでしたか?
こういった症状は身体の歪み・捻じれがあることを表しています。
この身体の状態が更年期という身体の変化に耐えきれずに腰痛となって身体に現れることがあります。
整形外科や骨盤矯正、薬で腰痛が改善しない理由
整形外科に行っても異常がないと言われてしまう。骨盤矯正に行ったけど、治らない。薬を飲んでいるけどいまいち改善しない。
それには理由があります。
整形外科で異常がないと言われてしまう理由
整形外科では主にレントゲンで撮影して骨の状態を見ます。
そこで骨に異常がなければ、「特に異常は見られない」ということになってしまいます。
異常が見られないので整形外科では処置のしようがありません。
痛み止めの薬や電気治療をして終わりということが大半ではないでしょうか。
レントゲンやMRIでは骨の変形などは分かるかもしれません。でも、身体全体の歪み・捻じれまで捉えることができません。
骨盤矯正で改善しない理由
それは腰痛の原因が骨盤だけにあるわけではないからです。
そもそも骨盤矯正というのは整体業界が作った造語です。
下手な骨盤矯正は腰痛を悪化してしまう可能性もあるので注意してくださいね。
薬で改善しないのは?
更年期障害だとホルモン補充療法や漢方薬が用いられることが多々あります。
薬を飲んでもなかなか腰痛が改善しない場合はホルモンバランスだけが原因ではないということです。
その腰痛の原因はあなたの身体の中にあるのです。
更年期に伴う腰痛を改善するために必要なこと
一番大切なのは身体の状態を良くすることです。
更年期に伴う身体の変化に対しても適応できる順応できる身体の状態にしていくことです。
骨盤の歪み・捻じれ
背骨の歪み・捻じれ
頭蓋骨の歪み
呼吸機能の低下
血流・リンパ循環低下
自律神経の乱れ
更年期に様々な症状が出やすい人は上記のようにもともと身体の状態が良くない傾向にあります。
これらの身体の問題を解消することで自然と症状が解消していきます。
更年期に伴う身体の変化に順応することができます。
骨盤と背骨のバランスを整え、呼吸が深くなり、血液循環・リンパ循環が良くなる。自然と自律神経系の乱れも落ち着いてきます。
更年期で腰痛にお悩みの方はこのような身体の状態を目指しませんか?
まとめ
いかがでしたか?
更年期障害だから腰痛になるわけではなく、腰痛が出るということはそれだけの背景があるのだと知って頂けたら幸いです。
更年期はホルモンバランスの変化で急激に身体が変わります。
身体が良い状態であればその変化にも耐えられますが、もともとコリや痛み、不調を抱えている方の場合はその変化に耐えきれず身体に症状となって現れます。
更年期の身体の変化に順応できる身体の状態にしていくことが一番の解決策だと思います。
この腰痛と子宮・卵巣の関係を書いた人

丸井恒介(まるいこうすけ)
出身地 | 東京 |
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生年月日 | 1985年2月3日 |
国家資格 | 理学療法士 |
所属 | 全日本オステオパシー協会 日本オステオパシー連合 IOAJ (International Osteopathic Association of Japan) |
経歴 | 平成 21年日本リハビリテーション専門学校入学 日本リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業 平成 25年医療法人社団河井病院勤務 平成 25年日本オステオパシー協会入会 |