腰痛にならない寝方!【寝起きの腰痛予防】

「寝起きに腰が痛い、、、」
「寝ていると腰が痛くて目が覚めてしまう、、、」
身体を休ませたいのに、寝ている間に腰が痛くなってしまったり、寝起きの腰痛でお悩みではないですか?

そんな方に今回の記事は参考になるかと思います。

本記事の内容

1.なんで寝ているのに腰痛になるの?
2.腰痛にならない寝方
3.まとめ

この記事を書いている私は、オステオパシー歴6年、臨床歴8年。
国家資格である理学療法士を持っていて、病院での勤務経験もありますので記事の信頼性につながるかと思います。

この記事を読むことで、

寝ている時、寝起き時の腰痛の原因

就寝中、寝起き時の腰痛を回避する方法を学べます。

1. なんで寝ているのに腰痛になるの?

寝返りと腰痛の関係


就寝中に腰痛で目が覚めてしまう人、寝起き時に腰痛がつらい方は、寝返りの数が少ないという研究報告があります。
NHKの「ためしてガッテン」でも放送されていましたね。

寝返りが少ないと、身体の特定の部分に負荷がかかる状況が集中してしまいます。

例えば、仰向けに寝ている場合、頭、背中、腰、お尻、腿裏、ふくらはぎ、踵といったように体重を分散させてくれています。

しかし、いくら体重を分散させていてもそこに体重がかかりつづけることで身体にとって負担になります。

寝返りなしで寝続けることがどれだけ身体にとって負担かを寝たきりの人を例にして考えてみます。

寝たきりの人は定期的に寝返りをさせてあげる必要があります。

なぜなら、寝返りをしないと血液循環が悪くなり、布団との接触面に褥瘡(じょくそう)が出来てしまうからです。

悪くなるのは血液循環だけでなく、寝返りを定期的にしてあげないと筋肉も硬くなってしまい、身体の柔軟性がなくなってしまうのです。

寝返りが少ない状態というのはそれだけで身体に負担になってしまうということがお分かりいただけたでしょうか?

なぜ寝返り不足になってしまうのか


では、なぜ寝返りが足りなくなってしまうのでしょうか?

理由は様々です。

身体が緊張してしまっている

深い睡眠がとれていない

身体が歪んでいる

寝返りは睡眠中に勝手に起こるものなのでコントロールできないですよね。

寝返りは睡眠の中でも深い睡眠(ノンレム睡眠)の時にとっているという報告があります。

つまり、睡眠中に寝返りが少ない方は、普段から眠りが浅く自律神経のバランスが乱れてしまっている可能性があります。

身体は緊張し、呼吸は浅く、夜も深く眠れない。

その結果、寝返りも少なくなり、腰痛につながってしまう。

身体が睡眠中に回復できる状態になっていないということが問題だと言えます。

腰痛とマットレスの関係


寝ている時のマットレスも原因となることがあります。

低反発のよく沈むマット
寝ている人の身体に合わせて沈むマットレス

これらのマットレスは寝ている時に身体が不自然に沈んでしまい、寝返りを取りづらくしてしまいます。

また、不自然に沈むのでその形で身体が歪んでしまうため、腰痛につながりやすいです。

人によって異なるとは思いますが、当院に来られた方で、上述したようなマットレスの影響で腰痛になっている方も多いような感じがします。

2. 腰痛にならない寝方

寝返りをできる身体の状態に

就寝中に自然と寝返りができる身体の状態にしていく必要があります。

身体が緊張してしまっているようなら、緊張を取るために必要なことを寝る前に行いましょう。

おすすめはゆっくりストレッチをして身体をほぐすと良いでしょう。

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固めのマットレス

もしあなたが低反発の柔らかめのマットレスを使っていて、寝ている時や寝起き時に腰痛を感じているのであれば、そのマットレスは変えたほうがいいでしょう。

できるだけ固めのマットレスが望ましいです。

昔ながらのせんべい布団なんて腰痛予防に最適です。

質の良い睡眠がとれる自律神経のバランス

深い睡眠をとるためには自律神経のバランスが整っている必要があります。

あなたは眠る時でも心配事や不安を抱えていませんか?

それらの感情はあなたの身体の回復の妨げになります。

自分の感情や思考を整理するために有効なのが瞑想です。

ストレッチをして瞑想をする。

その習慣をするだけでもあなたの睡眠が変わり、寝起きや就寝中の腰痛も軽減してくるでしょう。

まとめ

就寝中の腰痛、寝起きの腰痛は寝ている時の寝返りが少ないことが原因です。

ちゃんと寝ている時も寝返りするためには深い睡眠がとれている必要があります。

自律神経のバランスを整え、感情・思考が落ち着いた状態で眠れることができれば、不思議と腰痛も緩和してくるでしょう。

そのためにはストレッチや瞑想が有効です。

また柔らかめの低反発マットレスを使用されている方は変更することも考えましょう。

色々試してみたけど、どうしても就寝中の腰痛、寝起きの腰痛が解消されないという方は当院までご相談ください。
その場合は身体の歪み・捻じれの癖がひどく残っていることが考えられますので、整体を受けることでより身体が正常化され、自律神経のバランスも整い深い睡眠が取れるようになるでしょう。
その結果、寝返りもしっかりと打てるようになり腰痛もなくなっていきます。

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