その腰痛体操は本当に大丈夫?【正しい腰痛体操と間違っている腰痛体操】

 

腰痛体操を実践しているけど腰痛が改善しない、、、

 

テレビでこういう腰痛体操をやっていたけどやっていいのかな?

 

お医者さんで教えてもらった腰痛体操をやってるけどなかなか改善しない

 

腰痛体操で悪化したという人の話も聞くから、腰痛体操をしていいのか不安

 

 

 

そんな腰痛体操で悩むあなたのために本記事を書きました。

この記事を読むことで腰痛体操の正しい・間違っている、どう実践するのが一番いいのかが分かるようになります。

ネットの様々な情報に惑わされずに済むようになります。

 

 

本記事の内容

1.腰痛体操は正しい?間違ってる?
2.腰痛の3タイプ
3.タイプに合わせた腰痛体操を
まとめ

 

この記事を書いている私は、オステオパシー歴6年、臨床歴8年。
国家資格である理学療法士を持っていて、病院での勤務経験もあります。
私自身が何度もぎっくり腰を繰り返し、ヘルニアと診断されていました。

そんな私が自分自身の身体で実験した結果も踏まえての内容となっております。

 

1.腰痛体操は正しい?間違ってる?

テレビや本に書いてある腰痛体操

調べるとたくさんの腰痛体操が出てきますが、一番メジャーなのが腰を反らせたり、丸めたりするタイプの体操ですね。

 

動画とかで調べてみると腰痛体操をするから悪化してしまうとか言っている人もいるし、でも、テレビやNHKではその体操法を紹介しているし、正直何を信じたらいいのか分からないですよね。

 

これがいいと言われている腰痛体操があったと思ったら、かたやそれでは悪化してしまうとか言っていたりで困ってしまっている方は多いのではないでしょうか?

 

正しい腰痛体操とは

では、正しい腰痛体操とは何なのでしょうか?

 

 

それはですね。

 

 

あなたの身体の状態に合っている体操です。

 

 

腰痛には簡単に分けると下の3タイプがあります。

そのタイプに合った体操を行えていれば自然と腰痛は軽減・緩和していくでしょう。

 

間違っている腰痛体操

腰痛体操を実践してみて悪化してしまった、、、
なかなか改善しない、、、

 

 

そういう場合はあなたの身体の状態に合っていない体操をしている可能性があります。

もしくはうまく体操できていないのかのどちらかになります。

 

 

重要なのはテレビで紹介されている腰痛体操が悪いというわけでもなく、また、それを批判する人が悪いというわけでもないのですね。

 

 

ただ単にあなたの身体の状態に合っているかどうかなんです。

 

 

「テレビで言っていたから」「あの人が言っていたから」

 

 

そのような感じで腰痛体操をしているといつまで経っても正しい腰痛体操にたどり着きません。

 

 

そうではなくて、あなたの身体の状態を見極めて体操をする。これが一番の腰痛体操になります。

 

 

2.腰痛の3タイプ

反り腰タイプ

腰痛には簡単に分けると3つのタイプがあります。

まずは反り腰タイプですね。

図のようにお尻が出てしまっている形で腰椎が反り気味になっているタイプです。

 

このような反り腰タイプの場合は、主に腰を曲げる時に痛みが出やすい傾向にあります。

 

 

猫背タイプ

 

次は猫背タイプです。
図のようにダラットしてしまって、腰椎が丸まってしまっています。

 

このタイプは腰椎に丸まった癖がついてしまっているため、腰を反らすときに痛みが出やすいです。

 

混合タイプ

3つ目はこの二つが合わさってしまったようなタイプです。

 

つまり、腰椎に丸まる力と反る力が両方加わってしまい、圧縮されたようになっている状態です。

 

このタイプが一番腰椎に負担がかかってしまい、ヘルニアや狭窄症に発展しやすいです。

 

腰椎が圧縮してしまうほどの力を受けてしまうのは、そもそも背骨自体の生理的な湾曲がなくなり、ストレートになってしまっている方に多い傾向です。

 

 

3.タイプに合わせた腰痛体操を

反り腰タイプにはこれ

まずは反り腰タイプの方は、腰椎が反っている傾向にあるため、腰椎を丸めるような体操を主に行いましょう。

 

また、最もいい方法は一度先に腰を反らす体操をして、そのあと丸める体操をじっくり行う

 

こうすることで神経系の異常な反射を抑えることができます。

 

ただ丸める体操を行うよりも効果的なのでぜひ試してみてください。

 

猫背タイプにはこれ

猫背タイプは腰椎が丸まっている癖がついているので、腰椎を反らす体操を行うといいです。

 

ただし、無理に行わずにゆっくり徐々に行うようにしてくださいね。

 

 

こちらのタイプも、すぐに反らす体操をしてしまうのではなく、

 

先に丸める体操を少し行ってから、次に反らす体操をじっくり行ってみてください。

 

先に丸めることで緊張していた腹部の筋肉が緩んでくるので、腰を反らしやすくなります。

 

 

混合タイプ・自分の腰痛がどっちか分からない時は

混合タイプの方、そして自分が反り腰なのか猫背気味なのか分からない場合は、丸める体操と反らす体操を両方行うと良いです。

 

 

両方とも同じ時間をかけてじっくり行ってください。

 

 

こまめに継続して行うことで次第に腰椎の圧縮がとれてきます。

前後の筋肉の緊張のバランスが良くなってきて腰椎自体のバランスもとれてきます。

 

 

まとめ

正しい腰痛体操とは、あなたの身体の状態に合っている体操です。

「テレビで言っていたから」
「あの人が言っていたから」

ではなくて、あなたの身体の状態を見極めて適切な体操を行うようにしましょう。

自分がどのタイプか分からない、この記事で書かれている通り腰痛体操をしてみているけど中々改善しないという方は当院までご相談ください。

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