オステオパシーをもとにした無痛整体をしており、症状の根本改善を目指しています。
喉のつまり感、胸やけや吐き気、逆流感などの不快症状から始まり、不思議に思って病院に行って検査をすると逆流性食道炎と診断。
逆流性食道炎は放っておくと、胃酸によって食道がやられてしまいバレット食道という状態になってしまいます。
バレット食道は一度なってしまうと治ることは出来ず、食道癌のリスクがとても高くなってしまいます。
そうならないためにも早めにケアして逆流しない身体の状態を目指していくべきです。
病院に行くとタケキャブといった胃酸を抑える薬を処方されることが多いです。
ですが、薬を服用しても症状が一時的に緩和するだけで、一生飲み続けないといけないのだろうかと途方にくれている方も多いのではないでしょうか。
なかには薬を飲んでも症状が全然治まらない方もいます。
上記のように病院で逆流性食道炎と診断され薬を飲んでもなかなか改善せず、食事を注意しているのに改善が見られないという方はお身体の状態を見直していく必要があります。
背骨や肋骨の状態、横隔膜の動き等を改善していき、正常な呼吸運動を取り戻すことが逆流性食道炎改善につながります。
本記事ではなぜ逆流性食道炎が起きてしまうのか、どのような考えで逆流性食道炎を改善していくのか一般的な医学とは違う視点で解説していきます。
薬を飲んでても一時的に緩和するだけ、食事を注意しているけど改善が見られないと逆流性食道炎にお悩みの方にとても助けになる情報だと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
府中オステオパシーまるちゃん整体院の丸井恒介です。
この記事を書いている私はオステオパシー歴10年、理学療法士【国家資格】を取得しており、総合病院で3年間勤務経験があります。
逆流性食道炎で悩まれる方を整体で改善してきた実績があるので、記事の信頼性に繋がるかと思います。
逆流性食道炎とは、胃の内容物(主に胃酸)が食道に逆流することにより、食道に炎症を起こす病気です。健康な人でも多少の胃酸の逆流がみられることはありますが、短時間なため問題になることはありません。
しかし、逆流している状態が長く続いてしまうと、食道の粘膜は胃酸にさらされて炎症を引き起こします。胃には胃酸から粘膜を守るためのバリアがありますが、食道にはこのバリアがありません。
食道の粘膜がただれ、潰瘍が生じると胸やけのような不快な症状が起こります。これが「逆流性食道炎」です。
この病気は成人の10〜20%がかかっていると推定されていて、中高年や高齢者に多くみられます。
不快な症状が持続することで生活面にも支障が出てしまう方もいます。
胸が焼ける感じ、酸っぱいものが上がってくる、食後に胸やみぞおちのあたりが痛い、という症状があります。
慢性的に就寝中に逆流が生じている場合、胃酸による影響で咳、声のかすれ、のどのつまり感・違和感などが生じることがあります。
その一方で自覚症状が全くなく、健診の時の内視鏡検査によって発見されるケースもあるようです。
・下部食道括約筋の弛緩
・胃酸の増加
・胃の内圧上昇
などが原因と言われています。
加齢に伴う筋力低下。肥満や猫背など長時間の丸まった姿勢などで胃が圧迫されること(胃の内圧上昇)。
過食や早食いによる下部食道括約筋の弛緩や胃酸の増加。
また、喫煙やアルコール摂取、高脂質な食事、食後すぐに眠るなど生活習慣の乱れも関わっていると考えられています。
食べすぎや早食いなどの食事習慣の改善。食事内容の見直し(脂っぽいもの、チョコレートなどの甘いもの、コーヒー、アルコールなどを控える)。
食後すぐに横にならない。デスクワークや運転など長時間丸まった姿勢をしない。
というような胃に負担をかけてしまうような生活習慣の改善が必要とされています。
胃酸の分泌を抑える薬(タケキャブなど)が中心に処方されます。
胃酸の分泌を抑える分、胃腸の働きが悪くなるため、消化管運動機能を良くする薬なども処方されることがあります。
薬物療法を行っても改善が見られない場合、手術が行われることもあります。
逆流性食道炎の原因として普段の不良姿勢が挙げられます。
丸まった猫背のような姿勢になっていることが多く、左右の肩の高さのアンバランスが目立つ方も多いです。
(特に胃がある左側の方が上がっている方が多い傾向です。)
食道は横隔膜を通過して胃に繋がります。この横隔膜の穴を食道裂孔と言います。
食道裂孔ヘルニアの場合、胃が横隔膜自体を突き上げて、食道裂孔から出てしまっている状態を言います。
この食道裂孔のすぐそばに食道括約筋があり、胃酸の逆流を防いでいます。
この解剖学的な位置関係からしても横隔膜が食道括約筋の働きに影響を及ぼすことは分かるかと思います。
不良姿勢、丸まった猫背のような姿勢、肩の高さがアンバランスになってしまっているということは、背骨や肋骨に歪みがあることを示しています。
複数の背骨や肋骨に横隔膜は付着しています。
横隔膜は呼吸に関わる大きな組織なので、背骨や肋骨全体のバランスに合わせて緊張し、捻じれが生まれます。
その結果、正常な横隔膜の動きが制限され、呼吸が浅くなって深く吸えなくなってしまいます。
自律神経系の緊張が増し、食道括約筋も正常な働きが出来なくなってしまう。
これが姿勢が逆流性食道炎に関係する明確な理由となります。
不良姿勢の積み重ね⇒横隔膜の動きが制限⇒食道括約筋の働きが悪くなる
このような身体の状態を改善していかない限り、いくら薬を飲もうがなかなか改善していきません。
では、背骨や肋骨を正しい位置に戻せば大丈夫なのかというとそう単純な話ではありません。
横隔膜は体全体のバランスを反映しており、特に骨盤の状態も深く関わっています。
骨盤が歪み・捻じれているとその上に載っている背骨や肋骨にも影響します。
横隔膜は骨盤の底についている骨盤隔膜と同調して動いているため、骨盤の状態も改善していく必要があります。
あなたは普段から足を組んだり、片方の足に体重をかけていたりしませんか?
そういった日々の何気ない姿勢が逆流性食道炎に関係していることを知っておいてください。
首、鎖骨、背骨や肋骨(胸郭)、横隔膜を始めとして、骨盤のバランスも含め体全体の状態を見ながら食道括約筋の働きを阻害している要因にに対して優しく調整していきます。
深くゆっくりとした呼吸、自律神経の正常化、深い呼吸ができる良い姿勢の獲得を目指していきます。
その結果として食道括約筋の働きが戻り、逆流性食道炎の症状がなくなっていきます。
当院では身体全体を丁寧に見て、あなたにとって必要な部分を施術していきます。
施術はお一人お一人のお身体の状態に合わせて行っていきます。痛みのないソフトな施術法ですので、小さいお子様からご年配の方まで安心して施術をお受け頂けます。
施術を受ける前までの身体の状態はいかがでしたか?
最初のどに何か詰まっているような違和感があって、風邪かなと思って耳鼻科に行ったんですけど、喉には問題がなかった。分からなく症状が治らないので、内科に行ったら胃カメラを飲んで、逆流性食道炎と診断されたんですね。これ治らないと言われたんで。症状がずっと辛いんで、食べた後にひどい時は胃もたれがちょっとしたものでもたれて、常にのどが詰まったような状態なので、ちょっと生活が辛くなったのでここを受けようと思いました。
タケキャブという逆流性食道炎に使われる胃酸を抑える薬なんですけど、あんまり効果がなかったです。色々と時間帯とか試してみたんですけど、若干治まるんですけど、これずっと飲むのかなぁってしかならなかったんで、ちょっとこれじゃダメかなと思いました。
実際に施術を受けてみてどうでしたか?
1回目受けたときにちょっと身体が暖かくなったような感じがして、1回目が終わった1週間はさほど症状に変化がなかったんですね。でも、2回目受けた後から症状が出る時間を自分で書いているんですけど、1日計5時間くら出ていたものが2回目受けた後から半分くらいに減ったんですね。かなり良くなっていると。
それから3~4回目と続いて徐々に良くなってきている気がして時間も短くなってきて、7~8回目と受けてさらに良くなっていって。ただ波があって、食事とか変えていないんですけど、悪くなったり良くなったり繰り返してたんですけど、平均的にはかなり良くなってきた感じは受けます。今はかなり良い状態をキープできているのでいいかなと思っていますね。
今、施術を受け始めて5カ月ですね。
ただ、最初はどうしようって、これでずっとこうなのかって思って、まさかここまで良くなるのかって。だから良かったですね。
※個人の感想であり、全ての方に効果を立証するものではありません。
施術を受ける前までの身体の状態はいかがでしたか?
逆流性食道炎って言われて胸のムカつきというか吐き気がずっとあって辛い状態だった。四六時中ずっと吐き気が止まらなかった。病院行って胃カメラ2回やって鼻からのも2回やって、薬も飲んでました。薬出されたときは多少は治まったは治まったけど、胃液を止めるような薬だったんで、なんだかんで飲んでいる間は荒れることはなかったけどやめると出てしまっていた。
実際に施術を受けてみてどうでしたか?
なんというか実感というのはそこまでよく鈍感なのか分からないんですけど、でも今まであったようなものが大分緩和されたかなって症状的に。症状が出ないわけではないけど回復するようになったかなという気がしますね。何日かで。今までは一度出ると月単位でずーっと気持ち悪かったのが、2~3日で戻るようになったかなと。それは大きいなと思いますね。
受けてどれくらいで改善してきましたか?
1回目受けた次の日なんか「あれ?」と思うくらい元気になって。それは確かにあって。ただ調子に乗ってしまう性格なので、ちょっと調子いいなぁって仕事とかばーってやったりとかしちゃって、次の日良かったけど夕方からがくーんと体調悪くなったりもあったんで、気を付けながらやらなきゃなというのはあったんですけど、でもトータル的に見て良い状態になっているんじゃないかなぁと思います。どうしても数字で見ることが出来ないんで。ありがとうございます。
※個人の感想であり、全ての方に効果を立証するものではありません。
いかがでしたか?
もしあなたが逆流性食道炎にお悩みで、病院に行っても薬を処方されるだけで、なかなか改善せずお困りでしたら、このような方法があるんだと参考になっていれば嬉しいです。
食生活を改善しているつもりだけど、なかなか症状が良くならない。この薬はいつまで飲まなきゃいけないんだろうと不安になられている方も多いです。
身体全体のバランスを見直すことが実は逆流性食道炎の改善につながるということを気づいて実践して頂ければと思います。
逆流性食道炎にお悩みの方はいつでもご連絡ください。